【チケット価格】北中米W杯2026チケット基準価格一覧・座席マップ情報まとめ(第1次抽選時点)

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2025年10月1日日本時間24時、ついにFIFAワールドカップ2026の一般チケット販売がスタートしました。

全世界から450万件もの申し込みがあった第1次抽選販売で、最初のタイムスロットに当選したごく僅かな人しか販売ページにアクセスできなかった発売当日。まだ当選連絡が来てない方にとっても、今大会からダイナミックプライシングが導入されたことでシークレットの状態だった試合・カテゴリーごとのチケット価格が初めて明らかになるということで、世界中のサッカーファンから非常に注目を集めていました。

そこで今回は、初日のチケット販売で実際に当選された方からの貴重な情報や現地メディアの報道をもとに、FIFA公式サイトでは一般公開されていない、ワールドカップ2026のチケット価格・会場座席マップの一覧を早速まとめていきます!

はじめに

当ブログでは「ワールドカップ2026北中米大会現地観戦完全ガイド」として、チケット購入方法・現地観戦情報について詳しく解説していく予定です。

前回大会のカタール大会や、2025年にアメリカで行われるクラブW杯についても同様にチケット購入方法や現地観戦情報をまとめてきました。

ワールドカップ現地観戦に関する情報は以下にまとめていて、大会までに随時作成予定です。本記事と合わせてご覧になってください。

第1次販売時点のW杯チケットの値段は?

では早速、第1次販売のチケット価格を見ていきましょう。

まず大前提として、今回はダイナミックプライシングが導入されているため、次回の販売フェーズ以降や、あるいは第1次の販売期間中にも変動する可能性があるため、あくまで初回の基準価格として捉えてもらえればと思います。

試合・会場別チケット価格一覧

以下表は現地メディア「The Athletic」が報道している内容を、試合のラウンド・会場別に日本円換算して整理したチケット価格一覧です。

私が実際に直接チケット当選者の方から共有いただいた情報とも相違なかったので、基準価格として今後の販売でも参考になると思います。(スマホの場合は横スクロールで表示)

試合開催都市カテ1カテ2カテ3カテ4
メキシコ開幕戦メキシコシティ¥273,750
($1,825)
¥193,500
($1,290)
¥111,750
($745)
¥55,500
($370)
カナダ開幕戦トロント¥261,750
($1,745)
¥186,000
($1,240)
¥107,250
($715)
¥53,250
($355)
アメリカ開幕戦ロサンゼルス¥410,250
($2,735)
¥291,000
($1,940)
¥168,000
($1,120)
¥84,000
($560)
GS ※1ロサンゼルス
サンフランシスコ
ニューヨーク・ニュージャージー
¥93,000
($620)
¥69,750
($465)
¥32,250
($215)
¥9,000–¥15,750
($60–$105)
GS ※1フィラデルフィア
マイアミ
ダラス
トロント
¥66,750
($445)
¥50,250
($335)
¥23,250
($155)
¥9,000–¥11,250
($60–$75)
GS ※1ボストン
アトランタ
ヒューストン
カンザスシティ
シアトル
メキシコシティ
バンクーバー
¥61,500
($410)
¥46,500
($310)
¥21,000
($140)
¥9,000–¥10,500
($60–$70)
GS ※1モンテレイ
グアダラハラ
¥51,750
($345)
¥39,000
($260)
¥18,000
($120)
¥9,000
($60)
カナダGS第2・3戦バンクーバー¥71,250
($475)
¥53,250
($355)
¥24,750
($165)
¥24,750
($165)
アメリカGS第2戦シアトル¥80,250
($535)
¥60,750
($405)
¥27,750
($185)
¥13,500
($90)
アメリカGS第3戦ロサンゼルス¥120,750
($805)
¥90,750
($605)
¥42,000
($280)
¥21,000
($140)
メキシコGS第2戦グアダラハラ¥66,750
($445)
¥50,250
($335)
¥23,250
($155)
¥11,250
($75)
メキシコGS第3戦メキシコシティ¥80,250
($535)
¥60,750
($405)
¥27,750
($185)
¥13,500
($90)
ベスト32ロサンゼルス
サンフランシスコ
ニューヨーク・ニュージャージー
¥99,750
($665)
¥75,000
($500)
¥36,000
($240)
¥27,750
($185)
ベスト32マイアミ
ダラス
トロント
¥72,000
($480)
¥54,000
($360)
¥26,250
($175)
¥20,250
($135)
ベスト32ボストン
アトランタ
ヒューストン
カンザスシティ
シアトル
メキシコシティ
バンクーバー
¥66,000
($440)
¥50,250
($335)
¥24,000
($160)
¥18,750
($125)
ベスト32モンテレイ¥55,500
($370)
¥42,000
($280)
¥20,250
($135)
¥15,750
($105)
ベスト16ニューヨーク・ニュージャージー¥133,500
($890)
¥101,250
($675)
¥49,500
($330)
¥39,000
($260)
ベスト16フィラデルフィア
ダラス
¥96,000
($640)
¥72,750
($485)
¥36,000
($240)
¥27,750
($185)
ベスト16アトランタ
ヒューストン
シアトル
メキシコシティ
バンクーバー
¥88,500
($590)
¥67,500
($450)
¥33,000
($220)
¥25,500
($170)
準々決勝ロサンゼルス¥253,500
($1,690)
¥172,500
($1,150)
¥108,750
($725)
¥61,500
($410)
準々決勝マイアミ¥183,000
($1,220)
¥124,500
($830)
¥78,750
($525)
¥44,250
($295)
準々決勝ボストン
カンザスシティ
¥168,750
($1,125)
¥114,750
($765)
¥72,750
($485)
¥41,250
($275)
準決勝ダラス¥417,000
($2,780)
¥288,000
($1,920)
¥108,000
($720)
¥68,250
($455)
準決勝アトランタ¥384,750
($2,565)
¥266,250
($1,775)
¥99,000
($660)
¥63,000
($420)
3位決定戦マイアミ¥150,000
($1,000)
¥107,250
($715)
¥54,000
($360)
¥24,750
($165)
決勝ニューヨーク・ニュージャージー¥955,500
($6,370)
¥631,500
($4,210)
¥418,500
($2,790)
¥304,500
($2,030)

※1:GSのカテ4の価格はホスト国の試合を除き、平日開催は$60、土日開催は会場ごとに$105/$75/$70に設定

決勝戦最高額は約100万円!

まず最大の注目である決勝戦は、最高額のカテ1が約955,500円($6,370)でほぼ100万円にまで上り、最低価格のカテ4でも約30万円となっています。最高価格は事前のFIFAの発表でも言われていたので認識していましたが、改めて見ても凄い金額ですね。

「こんな値段で誰が買えるんだよ!」と思われるかもしれませんが、実は発売開始からものの数時間で、決勝は全カテゴリー販売予定していた在庫は完売したとのことです。もちろん今後の販売フェーズでも追加はあると思いますが、これより高く販売されても全くおかしくないかなと思います。

アメリカはNFLのスーパーボウルでもチケット代で何百万円ってのは毎年話題になるので、W杯の決勝だとどこまで高騰するのか本当恐ろしいです。

ホスト国の試合は高額に。都市によっても値段設定が異なる

そして全体を見渡したときの傾向としては、すでに試合日が決まっているホスト3カ国の試合は当然ですが、同じグループステージでも高めの値段設定になっています。

特にアメリカの開幕戦は約8万4千円($560)〜で、準決勝の価格よりも高いです。逆に準決勝は需要に対して、他と比べると比較的安いように見受けられます。

あとは同じラウンドでも、ニューヨークやロサンゼルスは高く、メキシコのモンテレイ、グアダラハラは安めといったように都市の物価によって基準価格も異なります。また、グループステージのカテ4の値段が$60より高い試合は土日開催だったので、今後はより平日か土日かで価格差も出てくるかもしれないです。

参考)前回大会のチケット価格はいくらだった?

今回の基準価格の発表を受けて、前回カタール大会はどうだったのか、固定価格だった当時の価格表を見てみましょう。(※1QR=40円で計算)

カテ1カテ2カテ3
開幕戦90,000円64,000円44,000円
グループステージ32,000円24,000円10,000円
ラウンド1640,000円30,000円14,000円
準々決勝62,000円42,000円30,000円
準決勝139,200円96,000円52,000円
3位決定戦62,000円44,000円30,000円
決勝234,000円146,000円88,000円

グループステージやラウンド16がカテ3なら1万円台で買えたと思うと、やはり今大会のチケット価格はかなり値上がりしてるなと思います。

もちろん価格は変動するので、GSの不人気試合なら前回大会くらいの値段でリセールで買える可能性もあるかなと思います。

日本代表のTSTチケット価格

次に、多くの日本のサッカーファンが気になる、日本代表のTST(チーム指定チケット)の販売価格を見てみましょう。

試合カテ1カテ2カテ3
GS第1戦¥111,750
($745)
¥84,000
($560)
¥39,000
($260)
GS第2戦¥111,750
($745)
¥84,000
($560)
¥39,000
($260)
GS第3戦¥111,750
($745)
¥84,750
($565)
¥38,250
($255)
3試合合計(販売価格)¥335,250
($2,235)
¥252,750
($1,685)
¥116,250
($775)

TSTとは、各チームの日程・会場が判明していない組み合わせ決定前の段階で、特定のチームのグループステージ3試合をパッケージで購入するチケットです。

つまり、この段階で日本代表のチケットを確保できる唯一のチケットになるのですが、一番安いカテゴリーでも10万円以上の支払いは必須になります。

先ほどの表のグループステージのカテ3だと、ホスト国との対戦を除けば2〜3万円なので若干割高な印象です。もしホスト国やアルゼンチン、ブラジルなどと同組になると、高額になる可能性はありますが、個別で3試合チケット買った方が安い可能性の方が高いかなと思います。

その他の国のTSTのチケット価格

ちなみに他の国のTSTだと、アルゼンチンやブラジル、イングランドなどの人気国は3試合合計約144,750円($965)〜で、TSTも国によって値段が変わります。前回大会だとアルゼンチンの試合は本当に全くチケット取れないといっていいくらい人気だったので、組み合わせ決定前に確保できたらリセールバリューも高そうな気がします。

おそらくTSTは申込者の国の数などで価格設定していると思われ、アフリカでまだ予選戦ってる国とかは当然日本よりもチケット価格も安くなっているようでした。

VSTの価格は個別チケットと同等

日本在住者だと購入する方あまりいないかもしれないですが、同じ会場で複数試合をパッケージで購入するVSTというチケットがあります。VSTのチケットの値段は、1枚あたりの価格は個別チケットと同額になっているように見えました。

お得感もないので、現地在住者以外は購入するメリットはあまりないかなと思います。

会場ごとの座席マップ

もう一つ、FIFA公式サイトで一般向けには公開されていない情報として、各会場の座席マップをまとめておきす。

この座席マップを見ると、チケット価格がさらに酷いものに感じられるはずです。

  • :カテゴリー1
  • :カテゴリー2
  • :カテゴリー3
  • :カテゴリー4

上記マップから分かるように、黄色のカテゴリー1はロングサイドだけでなくゴール裏も含めた1階席から2階席くらいまで大多数を占めていることが分かります。

座席位置については大会直前まで分からず、抽選販売では購入時に確認できないので、つまり最高値のカテ1を買ったとしても、割り当てられたのはゴール裏の2階席ってこともあり得るというわけです。

そして、最安値とされているカテ4はもはや拡大しないと気づかないくらいのコーナー最上部の一部しかないので、在庫はほとんど残っていないと思われます。これを踏まえると、チケット価格を見てカテ4やカテ3なら買えるかなと思っても、実際はカテ2やカテ1しか在庫残ってなくて予算オーバーなんて状況も起きそうです。

第1次販売のチケット価格の印象と今後の戦略について

最後に今回のチケット価格を見た個人的な印象について。

実はまだ私もチケットサイトには入れていないので、多くの方と同じようにこれから次の抽選販売などで購入機会が訪れたときの戦略も考えておく必要があります。

Xで投稿した反応だとほとんどの方はチケット代高いというコメントでしたが、異常に高い決勝でも即完売していますし、アメリカの物価を考えるとあり得なくもない値段設定な気がしました。ただ、流石にグループステージは対戦カード決まれば価格差が出てきそうなので、日本戦狙いなら無理して組み合わせ決定前の販売で購入はしなくてもいいかなと思います。

あと、よくクラブワールドカップの価格下落が比較されがちですが、あの時は販売開始時点でごく一部のエリアしか販売されてないにもかかわらず、需要に対してかなり足元を見た値段設定で大会直前まで常に半分以上は在庫が残っているような状態でした。それでもリセールは当然購入した価格より高く売りたい心理があるので、序盤は基準価格の倍近い値段に最初は設定されていました。

一方で、一般チケットの価格が値下がりしたのも大会2週間前くらいからで、それまで一切価格下落はなかったんですよね。

なので、リセールで値下がりを狙うなら試合数日前あるいは当日まで粘れるくらいの辛抱強さが必要です。日本のグループステージなら、対アルゼンチンとかでない限りは確保できると思うので、第3次販売時点で予算オーバーと判断したら、試合直前まで粘るのもアリだと思います。少なくとも売り手が値段設定できるリセール市場でチケット完売はほぼないので、安く買いたいならどこまで待てるかが重要そうです。

もし第3次の抽選販売が当たって、絶対に見たい日本戦のチケットは少し高くても買えると判断できるなら確保して、その他の試合は直前まで待って買うのが良さそうです

まとめ

今回はワールドカップ2026のチケット価格情報と座席マップの一覧をまとめました。

チケット価格は今後変動する可能性が高いですが、FIFA公式サイトでは一般公開されていない情報なので、現地観戦を計画している方には非常に役立つ情報だと思います!

もし第1次抽選のタイムスロットが当たらなかった場合も、10月27日から始まる第2次抽選は組み合わせ決定後の第3次抽選やリセールもあるので、今回のチケット価格を参考にぜひW杯のチケットを購入してみてください!