【独自分析】北中米W杯2026組み合わせ抽選会を解説!日本代表の全12パターンの日程・対戦相手・会場を徹底予想

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FIFAワールドカップ2026組み合わせ抽選会が、いよいよ日本時間12/5(金)深夜に行われます。

日本代表は史上初のポット2入りとなり、どの国と同じグループに入るのか非常に注目が集まっています。

また、僕と同じようにワールドカップ現地観戦予定の方にとっては、この抽選会の結果次第で、いつどこで試合が行われるかが決まる重要な瞬間になります。

そこで今回は、W杯組み合わせ抽選会のポット分け、抽選ルールを分かりやすく整理してお伝えします。

さらに、事前に分かっている情報をもとに、日本のグループステージ試合日程・対戦相手・会場の予想パターンも現地観戦目線で独自分析していきます!

はじめに

当ブログでは「ワールドカップ2026北中米大会現地観戦完全ガイド」として、チケット購入方法・現地観戦情報について詳しく解説していく予定です。

前回大会のカタール大会や、2025年にアメリカで行われるクラブW杯についても同様にチケット購入方法や現地観戦情報をまとめてきました。そして、北中米ワールドカップもすでにグループステージ日本代表戦のチケット確保済みです!

ワールドカップ現地観戦に関する情報は大会までに随時作成中です。本記事と合わせてご覧になってください。

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組み合わせ抽選会は12月5日開催!ライブ中継はどこで見られる?

注目のFIFAワールドカップ2026組み合わせ抽選会は、12/5(金)日本時間26時(現地時間12/5(金)12時)に行われます!

日本時間だと深夜になりますが、運命のグループステージの対戦相手が決まる瞬間はサッカーファンなら見届けたいところ。次の日は土曜日なので、頑張って起きて見ようと思ってる方も多いと思います。

気になるライブ配信についてはまだ判明していませんが、前回大会ではFIFA公式YouTubeおよびW杯放映権を持っていたABEMAとNHKで中継がありました。

すでに放映権獲得を報道されているDAZNやLeminoから正式発表があるかもしれません。少なくともFIFA公式での配信はあるはずなので、詳細が分かり次第お伝えします。

では、ここからは組み合わせ抽選会の詳細について、ポット分けや抽選ルールなどをお伝えします。

W杯2026出場国一覧

まずはワールドカップ本大会の出場国について確認しておきましょう。

2026年に開催されるFIFAワールドカップは、出場国数が従来の32から48に拡大されています。​これに伴い、各大陸連盟の出場枠も前回大会より増加していて、例えばアジアも4.5枠→8.5枠に増えました。

各大陸の出場枠W杯本大会出場国は以下の通り。欧州予選プレーオフ4枠と大陸間プレーオフ2枠を除く、42カ国が決定しています。

  • 北中米カリブ海(CONCACAF):​6.5枠 ※開催国3枠を含む
    • アメリカ合衆国 
    • カナダ
    • メキシコ
    • パナマ
    • ハイチ
    • キュラソー(初)
  • アジア(AFC):8.5枠
    • 日本
    • イラン
    • ウズベキスタン(初)
    • 韓国
    • ヨルダン(初)
    • カタール
    • サウジアラビア
  • オセアニア(OFC):1.5枠
    • ニュージーランド
  • 南米(CONMEBOL):6.5枠
    • アルゼンチン
    • ブラジル 
    • エクアドル
    • ウルグアイ
    • コロンビア
    • パラグアイ
  • アフリカ(CAF):9.5枠
    • モロッコ
    • チュニジア
    • エジプト
    • アルジェリア
    • カーボベルデ(初)
    • ガーナ
    • 南アフリカ
    • コートジボワール
    • セネガル
  • ヨーロッパ(UEFA):16枠
    • イングランド
    • フランス
    • ポルトガル
    • オランダ
    • ドイツ
    • クロアチア
    • ノルウェー
    • ベルギー
    • スペイン
    • スイス
    • オーストリア
    • スコットランド
    • ※プレーオフ枠(4カ国)

今大会は、人口15万人の小国ながら出場権を獲得したキュラソーをはじめ、ヨルダン、ウズベキスタン、カーボベルデの4カ国が初出場となります。さらに、プレーオフの結果次第ではスリナム、ニューカレドニア、コンゴ民主共和国にもW杯初出場の可能性が残っています。

前回大会では初出場がカタールのみだったことを考えると、今回の拡大の影響が大きく現れていると言えます。

日本は初のPot2入り!注目のポット分け

そして、組み合わせ抽選会において最も重要なポット分けも発表され、日本は史上初のポット2入りが確定しています!

ポット分けのルール

ポット分けは、まず開催国の3カ国がポット1に割り当てられ、残りの国々は2025年11月発表のFIFAランキングに基づいてポット上位から12カ国ずつ4つのポットに振り分けられます。

一時はプレーオフ枠にもFIFAランキングが反映される説がありましたが、最終的には従来通り全てポット4に入る形式となりました。

ポット分け一覧

ポット分けの一覧は以下の通り。

ポット1ポット2ポット3ポット4
カナダクロアチアノルウェーヨルダン
メキシコモロッコパナマカーボベルデ
アメリカコロンビアエジプトガーナ
スペインウルグアイアルジェリアキュラソー
アルゼンチンスイススコットランドハイチ
フランス日本パラグアイニュージーランド
イングランドセネガルチュニジアUEFAプレーオフA
(イタリア/北アイルランド/ウェールズ/ボスニア・H)
ブラジルイランコートジボワールUEFAプレーオフB
(ウクライナ/スウェーデン/ポーランド/アルバニア)
ポルトガル韓国ウズベキスタンUEFAプレーオフC
(トルコ/ルーマニア/スロバキア/コソボ)
オランダエクアドルカタールUEFAプレーオフD
(デンマーク/北マケドニア/チェコ/アイルランド)
ベルギーオーストリアサウジアラビア大陸間プレーオフ1
(ニューカレドニア/ジャマイカ/コンゴ民主共和国)
ドイツオーストラリア南アフリカ大陸間プレーオフ2
(ボリビア/スリナム/イラク)

日本はポット2に入ったことに加えて、今大会は3位でもグループステージ突破の可能性があることから、比較的有利な立場にあると言えるでしょう。ただし、ポット1の相手はホスト国もしくは強豪国ばかりですし、ポット3もハーランド擁するノルウェーや、ポット4で欧州プレーオフを勝ち上がってくる可能性のあるイタリアなどを引くと、一気に厳しい組み合わせになります。

組み合わせ抽選会の手順とルール

抽選会の流れはある程度決まっており、今大会は出場国が増えたことで、過去大会よりも事前に確定している情報が多いのが特徴です。その点も含めて解説します。

各グループのポジションとポットについて

まず、ホスト国はすでにカナダがA1、メキシコがB1、アメリカがD1に割り当てられていて、残る9グループをその他のポット1の国から抽選で決めていきます。ポット1は各グループの1番目のポジションに入ります。

次にポット2〜4についても順に抽選していき、あらかじめ決められた各グループ固定のポジションに当てはめられていきます。例えばグループAではポット2の国が3番目のA3、グループBならB4に入るような形で、以下表のようにポジションが事前に固定されています。

これが非常に重要なポイントで、例えばA組なら第1戦はA1対A2とA3対A4、第2戦はA1対A3とA4対A2、第3戦がA1対A4とA2対A3といったように、ポジションによって各日程の対戦カードが決まっています。

ホスト国の場合でいうと、AのメキシコとDのアメリカの開幕戦の相手は2番目のポジションに入るポット3、Bのカナダはポット4の国と初戦で対戦することが決まっています。よって、ポット2の日本はこれらの組と入っても開幕戦のカードには絶対になりません。

同様に日本の場合は、どのグループに入るとどのポットの国と何戦目で当たるのかが、現時点で推測できるようになっています。

このあたりは記事後半部分で詳しく深掘りしていきます。

組み分わせの制約:同一大陸同士での同組はなし(欧州を除く)

次に組み合わせ抽選での制約として、同一連盟の大陸の国は同じグループに入らないように配慮されます。

ただし、UEFAだけは16カ国出場するため例外で、2カ国まで欧州勢が同居する可能性があります。

FIFAランキング上位1位〜4位は、決勝トーナメントで別の山になるように配慮

また、今回特有のルールで、FIFAランキング上位のスペイン、アルゼンチン、フランス、イングランドの4カ国については、グループステージを首位通過した場合に、同じ決勝トーナメントの山に入らないように考慮がされるそうです。これはFIFAの発表の際にも話題になり、多くのメディアでも触れられていました。

具体的には、ランキング1位のスペインと2位のアルゼンチンは、最初から反対側の山に配置され、両者が順当に勝ち上がった場合でも決勝まで対戦しない形になります。3位フランスと4位イングランドも同様で、それぞれが別々の山に割り当てられる仕組みです。

ただし、このルールが適用されるのはグループ首位通過することが前提です。当然、これらの国が2位通過や3位通過となった場合は、序盤のラウンドで当たる可能性も十分あります。

日本のグループステージの日程・対戦相手の予測パターンは?

それでは、多くの方が気になる日本のグループステージの日程・対戦相手のポットを予想していきましょう。

先ほどのポット毎の固定ポジションの理論と、事前に発表されているスケジュール表から、日本がそれぞれのグループに振り分けられた場合の試合日程・対戦相手のポット・会場を一覧にしました。

FIFAから正式に発表されてるのは、ポット毎の固定ポジションだけなので、100%確実とは言い切れないのですが、基本的にはこの法則ごとに試合日程が組まれるはずです。

会場やキックオフ時間については、各出場国の時差や移動距離を考慮した上で、組み合わせ抽選会の翌日に決定されるとのことです。

グループ別日本の日程・対戦相手・会場

グループA(日本:A3)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/11(木)日本 vs A4(Pot4)グアダラハラ
第2戦6/18(木)メキシコ vs 日本グアダラハラ
第3戦6/24(水)A2(Pot3)vs 日本モンテレイ

グループB(日本:B4)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/13(土)B3(Pot3)vs 日本サンフランシスコ
第2戦6/18(木)日本 vs B2(Pot4)ロサンゼルス
第3戦6/24(水)日本 vs カナダバンクーバー

グループC(日本:C2)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/13(土)C1(Pot1)vs 日本ボストン or NY/NJ
第2戦6/19(金)C4(Pot3)vs 日本フィラデルフィア or ボストン
第3戦6/24(水)日本 vs C3(Pot4)アトランタ or マイアミ

グループD(日本:D3)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/13(土)日本 vs D4(Pot4)バンクーバー
第2戦6/19(金)USA vs 日本シアトル
第3戦6/25(木)D2(Pot3)vs 日本サンフランシスコ

グループE(日本:E4)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/14(日)E3(Pot3)vs 日本ヒューストン or フィラデルフィア
第2戦6/20(土)日本 vs E2(Pot4)トロント or カンザスシティ
第3戦6/25(木)日本 vs E1(Pot1)フィラデルフィア or NY/NJ

グループF(日本:F2)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/14(日)F1(Pot1)vs 日本ダラス or モンテレイ
第2戦6/20(土)F4(Pot3)vs 日本ヒューストン or モンテレイ
第3戦6/25(木)日本 vs F3(Pot4)カンザスシティ or ダラス

グループG(日本:G3)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/15(月)日本 vs G4(Pot4)シアトル or ロサンゼルス
第2戦6/21(日)G1(Pot1)vs 日本バンクーバー or ロサンゼルス
第3戦6/26(金)G2(Pot3)vs 日本バンクーバー or シアトル

グループH(日本:H4)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/15(月)H3(Pot3)vs 日本アトランタ or マイアミ
第2戦6/21(日)日本 vs H2(Pot4)アトランタ or マイアミ
第3戦6/26(金)日本 vs H1(Pot1)グアダラハラ or ヒューストン

グループI(日本:I2)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/16(火)I1(Pot1)vs 日本NY/NJ or ボストン
第2戦6/22(月)I4(Pot3)vs 日本NY/NJ or フィラデルフィア
第3戦6/26(金)日本 vs I3(Pot4)トロント or ボストン

グループJ(日本:J3)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/16(火)日本 vs J4(Pot4)サンフランシスコ or カンザスシティ
第2戦6/22(月)J1(Pot1)vs 日本サンフランシスコ or ダラス
第3戦6/27(土)J2(Pot3)vs 日本ダラス or カンザスシティ

グループK(日本:K4)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/17(水)K3(Pot3)vs 日本メキシコシティ or ヒューストン
第2戦6/23(火)日本 vs K2(Pot4)グアダラハラ or ヒューストン
第3戦6/27(土)日本 vs K1(Pot1)マイアミ or アトランタ

グループL(日本:L2)の場合

試合日付対戦都市
第1戦6/17(水)L1(Pot1)vs 日本ダラス or トロント
第2戦6/23(火)L4(Pot3)vs 日本トロント or ボストン
第3戦6/27(土)日本 vs L3(Pot4)フィラデルフィア or NY/NJ

日本から現地観戦しやすい西海岸はグループB、D、G

これは大会スケジュールが決まった時点から分かっていましたが、日本からも現地観戦しやすい西海岸の都市でグループステージを戦うには、グループB、D、Gのいずれかになります。

個人的にはグループGに入ってくれると、第2戦でホスト国でない強豪ポット1との試合を週末の日曜に見られるという好条件になるので嬉しいなと思います。

逆にグループAだとグアダラハラ2試合とモンテレイになるので、開催都市的にかなり渋いので避けたいところです。

初戦でポット1と対戦するグループはC、F、I、L

そして、最も重要なW杯初戦でポット1の強豪と対戦するグループはC、F、I、Lの4つがあります。

そのうちCとFなら、1週間休めばポット1との第1戦と、ポット3との第2戦を両方見られるので現地観戦しやすそうです。

まとめ

今回はFIFAワールドカップ2026組み合わせ抽選会について、ポット分けと抽選ルールから日本のグループステージ日程・対戦カード予測まで解説しました。

今大会は48カ国に拡大され、初出場国の増加やポット分けなど、例年と大きく異なる点が多いのが特徴です。

日本はポット2に入ったため、組み合わせとしては比較的優位に立てる一方、ポット3、4にも強豪がいるため、抽選結果では厳しいグループに入る可能性も十分あります。

個人的には、日本がポット1の相手と対戦する試合を観戦したいので、スペインやアルゼンチンなどの強豪国と同じ組に入るのも楽しみにしています。

抽選会当日は深夜開催になりますが、ぜひリアルタイムで日本のグループが決まる瞬間を一緒に見届けましょう!

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