先日のパリオリンピック現地観戦旅行の際に、エールフランス航空のビジネスクラスを利用しました!今回はその搭乗記になります。
エールフランスは最近新型の個室タイプのビジネスシートを導入しており、機内食も美味しいと有名でとても楽しみにしていたのですが、期待を裏切らない素晴らしいフライトになりました。
そして、今回は新型シートと旧型シート両方を体験することができたので、エールフランス航空ビジネスクラスの新旧シートを比較したレビューをしたいと思います。さらに、一般庶民の僕でもビジネスクラスでパリに行くことができた方法についてもお伝えします!
エールフランス航空ビジネスクラスについて
エールフランス航空はその名の通り、フランスのフラグシップキャリアでパリから日本へも多くの直行便を飛ばしています。
2024年7月時点では羽田-パリを毎日2便往復していて、羽田発の昼便のビジネスクラスは新型シート、夜便は旧型シートになっていました。
夜便が旧型シートであるのは事前に調べてたのですが、仕事終わりにそのまま飛行機に乗りたかったので行きは夜便を選びました。
また、エールフランスはスカイチームに所属していますがJALと提携しているので、搭乗でJALマイルを貯めたり、JALマイルを使って特典航空券を発券できます。もちろん僕も今回JALマイルでビジネスクラス特典航空券を発券しました。
JALマイルを使った発券方法など何点かお伝えしたい内容もあるので、そちらについては記事後半でお伝えします。
エールフランス航空ビジネスクラス搭乗レビュー。新旧シートを徹底比較!
ではエールフランス航空のビジネスクラス搭乗レビューです!
以下のフライトで新旧両方のシートを乗ることができたので、比較しながらレビューしていきます。
- 往路「羽田-パリ(AF293)」:旧型シート
- 復路「パリ-ソウル(AF264)」:新型シート
結論を先に言うともちろん新型の方が最新設備で素晴らしかったので、時間の都合がつくなら新型シートの方がフライトを存分に楽しめます。
でも旧型も十分過ぎるくらいの快適さだったので、夜便で寝ながら移動して時間を無駄にしたくない方には最適です。
座席の配列は1-2-1で、新型も旧型もゆったりスペース
新型も旧型も1-2-1配列となっており、パーソナルスペースは確保されてるのでかなり広いです!
新型はシート回りもピカピカなので乗り込んだ瞬間テンション上がります!
中央席のパーティションは開閉式なので、知り合い同士なら下げておくことで顔を合わせて座ることが可能です。
旧型はこんな感じ。航空会社によってはビジネスでも窓側2列だったりすることもあるので、エールフランスは旧型でも全然広くて快適でした。
こちらのパーティションは取り外し式で、CAさんが離陸前に外してくれました。
新型シートは個室式でプライベート感抜群!旧型もフルフラットなので快適さは十分
次にシートの仕様について細かい部分を見ていきます。
新型はなんといってもドア付きの個室型ビジネスなので、プライベート感が最高です。
ドアはボタンを押すと閉まるのですが、離陸前は閉められないようにロックが掛かってました。
ドアは開けたままでも通路を挟んだ向かい側の人とは視線が合わないようになってます。
また、ワイヤレス充電までありますが、最初は反応するもののすぐ切れてしまって結局使えませんでした。
収納スペースも中が革張りっぽくなってて高級感があります。
旧型シートについても少し年季は入ってるものの、座り心地はとてもよかったです。
もちろんボタン一つでフルフラットになりますし、収納スペースもあって良かったです。
機内食は夜便もコース料理が楽しめる。ただ内容は時間帯によって違う?
次はビジネスクラスに乗る楽しみの一つでもある機内食です。離陸後すぐにコース料理の提供が始まります。
新型だからというよりパリ発で昼便だったからかもですが、行きの夜便とは内容はかなり違うように感じました。
ドリンクとおつまみ
まず、メインの食事前にドリンクとおつまみが出ます。羽田発は左のカニとマンゴーのゼリー、パリ発は右のラタトゥイユでどちらも美味しかったです。
ビールはフランスの1664とアノステーケが用意されてて、どちらも珍しいのでビール好きの僕にとっては嬉しいかったです。シャンパンやワインも赤と白が2種類ずつ選べました。
あとエールフランスはこのチーズスナックが人気で、期待通り美味しかったです!
前菜とメイン
メインは行きも帰りも肉料理を選びました。
パリ発は子羊肉のラザニアで超絶品でした!前菜からかなり豪華で、パンも何種類かの中から好きなものを選ぶことができます。
行きは牛ヒレ肉のステーキでこれも赤ワインに合って美味しかったですが、全体的にパリ発の方がクオリティ高いように感じました。
食後のデザート、チーズ
食後にはフランスらしくチーズも配られて、その後にデザートとコーヒーが来ます。
パリ発のときはアイスもあったのでバニラアイスをチョイスしました。
羽田発は写真撮り忘れてしまいましたが、抹茶ケーキでした。
事前に調べてたブログやYouTubeでも結構機内食の内容は違ったので、路線や時間帯に依るのかもしれません。
朝食
朝食は卵料理のホットミールかサラダなどのコールドミールかをその場で選べて、僕はどちらも卵料理にしました。
羽田発は左のオムレツ、パリ発は右のキノコのキッシュのような料理でした。
メニューはその場で選びますが、離陸前に朝食の時間に寝てたら起こしてよいか聞かれて、そういった気遣いもさすがだなと感じました。
アメニティは長距離路線なら同じポーチがもらえる
アメニティポーチは長距離路線で共通で、ブルーとグレーの2種類があります。
特にブランドとコラボしてるわけではなく、エールフランス航空のロゴがついたシンプルなデザインで逆に普段使いもしやすく気に入ってます。
中身はアイマスク、歯ブラシセット、耳栓、クリームなど一般的なものが入っていて、スリッパも座席に置いてあります。
エールフランス航空ビジネスクラスについて事前に知っておきたい点
以上、エールフランス航空のビジネスクラスは期待以上の乗り心地で大満足でしたが、いくつか事前に知っておきたい点があるのでお伝えします。
機内食は15日前からアプリで事前予約可能
エールフランス航空ビジネスクラスの機内食は出発の15日前から24時間前まで事前予約可能で、赤身肉、鶏肉、魚、ベジタリアン料理から選ぶことができます。
特に肉料理は予約しておかないと在庫切れる可能性が高いので、必ずアプリから予約しておくようにしましょう!
事前座席指定はビジネスも有料。オンラインチェックイン時は無料で指定可能
エールフランス航空はビジネスクラスであっても事前座席指定は有料でした。
出発時刻の30時間前からオンラインチェックイン時になれば、無料で座席指定ができます。
また、シートは最前の1列目や9列目だと他の席より足元が広くなっているのでおすすめです。
シャルル・ド・ゴール空港のエールフランス航空ラウンジは、ゲートによって入れるラウンジが違うので注意
航空会社ラウンジはビジネスクラスに乗るときの楽しみの一つですよね。
エールフランス航空のホールLのラウンジはサウナやエステサロンなども併設されてると聞いてたので楽しみにしていたのですが、今回案内されたのはKゲートで以前タイ航空に乗った時にも入ったことのある別のラウンジでした。
実は東京やソウル行きの出発ターミナル2EにはゲートK、L、Mがあり、ラウンジも別になってます。それぞれ保安検査抜けた先は分かれてるので移動はできず、同じ便でも日によって毎回どのゲートかは変わるのでどのラウンジに入れるかは運次第のようです。
エールフランス航空のビジネスクラスにマイルを使って乗るには?
最後にマイルを使ってエールフランス航空ビジネスクラスに乗る方法について。
冒頭でも述べたようにエールフランス航空はJALと提携しているため、JALマイルを使って特典航空券を発券することができます。
しかも、以下のような特徴があり特典航空券としてめちゃくちゃ優秀なのです。
- 燃油サーチャージが無料
- 空席多めで複数名でも予約しやすい
- 東京発着のパリ直行便が毎日3便もあるので便利
特に今はJALやANAだとヨーロッパ往復するだけで燃油サーチャージと税金で10万円前後かかるので、欧州路線で燃油サーチャージ無料はかなり貴重です。エールフランスなら上記画像のように諸税2万円台で発券できます。
ビジネスクラスって普通に買ったらいくらするか調べてみると、便にもよりますが90万円〜120万円以上もするようです。一般庶民には手の届かない金額なので改めてマイルの凄さを実感します…!
また、必要マイル数は往復ビジネスクラスの場合は11万マイル必要ですが、片道をソウルにすると総距離数が1段階下がり10万マイルで予約できるようになります。
しかも開放枠がかなり多めなので予約しやすく、日によってはビジネスクラスでも9席以上予約可能なこともあります。むしろエコノミーよりもビジネスの方が空席が空いてることが多いです。
ただ、決まった日付に順次開放していくわけではなさそうで、急に枠が追加されるのでこまめに検索する必要があります。
実際に僕もオリンピック期間中かつお盆期間に2名分必要だったので流石に厳しいかと思っていたのですが、意外と簡単に成田往復を抑えることができ、その後もチェックしていたら羽田発・ソウル着の便も出てきたので予約変更することができました。
JALマイルを貯めるならポイントサイト「モッピー」
とはいえ「10万マイルもどうやって貯めるの?」と思うかもしれないですが、ポイントサイトをうまく使えば意外と簡単に貯めることができます。僕もポイントサイトやクレジットカードの入会キャンペーンだけで毎年ビジネスクラスに乗れています。
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まとめ
今回はパリオリンピック現地観戦で利用したエールフランス航空ビジネスクラスについてお伝えしました。
ドア付きの新型シートはプライベート感抜群で快適ですし、機内食も美味しくて大満足でした。燃油サーチャージも無料で特典航空券も取りやすいので、ビジネスクラスでヨーロッパ旅行に行くなら最適だと思います!
7月のEURO現地観戦もANAマイルを使って直前に航空券を取ることができましたし、マイルのおかげで気軽に海外旅行に行けるようになりました。
またビジネスクラスに乗れるように頑張ってマイルを貯めていこうと思います!