取りやすさ:★★☆☆☆
メンバーシップの必要性:基本的に不要
チケット再販売:試合直前の復活あり
CL13回の最多優勝回数を誇り、前人未到のCL3連覇を達成した銀河系軍団、レアル・マドリードのチケットを買う方法を紹介したいと思います。
レアル・マドリードは世界的人気チームですが、本拠地サンティアゴ・ベルナベウは約9万人収容可能なため、一般販売でも十分購入可能です。
ただし、試合直前にならないと一般販売は行われないので、現地に行ってからチケットを購入することになる可能性もあります。
今回は基本的なチケット購入手順に加えて、2018年にCLパリ戦、2019年にクラシコとCLアヤックス戦のチケットを実際に購入した経験をもとに説明したいと思います。
チケットの買い方
2019-20シーズンのラ・リーガ第22節までのチケット販売スケジュールがすでに発表されています。
詳しくは、公式サイトチケット販売ページ(https://www.realmadrid.com/en/tickets)で確認してください。
公式ホームページへアクセス
まずレアル・マドリードHPのチケットページにアクセス。(公式HP上部のメニューで“Ticket”を選択しても辿り着けます)
チケットの販売開始が遅いので注意
上の画像でも分かるように、この時のアクセス時は1月28日ですが、2週間後の2月10日の試合のチケットは250ユーロ以上のVIPチケットしか販売されていません。
これだけ見ると「もうチケットは売り切れてしまったのでは?」と不安になりますが、試合の1週間前頃にちゃんと販売されるので安心してください。
しかし、試合観戦メインで行くのにギリギリまでチケットが買えないというのは難点ですので、観光のついでに試合が観られれば、という気持ちでいた方がいいかもしれません。
この試合では、試合日の10日前くらいに販売スケジュールが発表されました。Madridistaカード保持者は7日前から、一般販売では5日前から購入可能になるようなのでかなりギリギリですね。
2018-19シーズンの残りのホームゲーム(バルセロナ戦を除く)のチケット販売スケジュールが発表されていました。今シーズンはいつもよりも発表が早かったみたいです。
一般販売は、全て試合5日前の現地時間10時から開始となっています。
3月2日に行われるバルセロナとのエル・クラシコの販売日程が発表されました。
一般販売は2月25日からです。
座席を選択
購入可能日になったら、座席を選んでチケットを購入します。
座席表の上側にあたる“LATERAL ESTE(東)”がメインスタンド、反対の“ LATERAL OESTE(西)”がバックスタンドです。
また、南側のゴール裏“FONDO SUR”の一階席は、現地のサポーターが応援するエリアになり、マドリディスタ達がスタンドを真っ白に染めます。
アウェイサポーターは、逆サイドの3階席の一部エリアに隔離されているので、北側ゴール裏“FONDO NORTE”でも、問題なくレアル・マドリードを応援しながら観戦できます。
上の画像のように、ある程度の数のチケットが余っています。通常のリーグ戦なら完売することはほとんどないので簡単に買うことができると思います。
エリアを選んだら細かい座席位置を選んで次のページに進みます。
個人情報を入力
座席を選んだら以下の画像のように氏名・メールアドレスなどの個人情報を入力します。
クレジットカード情報を入力して購入完了!
そして支払い情報入力に移り、クレジットカード番号などを入力して決済を行えば購入完了です!
チケットは確認メールと一緒にQRコードのモバイルチケットが送られてきます。
海外サイトではクレジットカードでの支払い時に決済エラーとなる場合がよくあります。クレカ決済がうまくいかない場合は、対策方法をこちらの記事にまとめているので一度読んでみてください。
ビッグマッチのチケットを買うコツ
ビッグマッチの場合もチケットを買うタイミングは試合直前になってしまいますが、一度完売してしまっても復活して買えるようになるチャンスがあります。
ただし、発売日初日に全てのチケットが一気に売り出されるわけではないため、クラシコなどは連番を手に入れるのが難しいとも言えます。
ここからは僕が2018年に観戦したチャンピオンズリーグ・ベスト16・1stレグ、パリ・サンジェルマン戦のチケットを購入した流れを中心に説明したいと思います。また、2019年にクラシコやCLのチケットを買った経験も合わせて紹介します。
メンバーシップは必要なし?
Madridistaカードというメンバーシップに加入することで優先的にチケットを購入できるようになります。
公式HPの右上にあるMADRIDISTASをクリックすると、申し込みページに飛びます。
年会費は30ユーロですが、PayPalで決済すると5ユーロ引きになります。
18-19シーズンは年会費が35ユーロに値上がりしていました。
ただし、絶頂期であった2018年のパリ戦では、発売日直後はチケットがほとんど売り出されずあまりメリットはありませんでした。
メンバーシップは自動で解約手続きされていると思っていたら、なんと先日メンバーシップの年会費を請求されていました…。レアル・マドリードのメンバーシップ「Madridistaカード」は入会から1年ごとに自動更新されるシステムだったようです。
オンライン上の会員ページでは解約手続きすることができないので、メール(あるいはスタジアム窓口)でメンバーシップナンバーと名前を示し、解約したいという旨を伝える必要があります。
僕は料金を請求されてしまってからキャンセルの連絡をしましたが、無事に返金処理するように対応してくれました。
正直チケットを買うだけならMadridistaカードはあまり必須ではないですし、入会する際は注意した方が良さそうです。
狙いは発売日直後か試合当日頃
試合日が近くなると下の画像のように販売スケジュールが発表されます。(チャンピオンズリーグの場合は早めに発表されることが多い)
僕のようにMadridistaカードを作っていれば、一般販売よりも2日早く購入することができるのですが、この販売スケジュールはあまり重要ではないと思った方がいいかもしれません。
僕は発売日にスタンバイして発売時間と同時にアクセスしたのですが、発売されている席が少なく、クリックしても「この座席は空いていません」と表示され、数分でチケットは無くなってしまい結局買うことができませんでした。
一方で、2019年に行われたクラシコやCLアヤックス戦のチケットはメンバー販売初日または一般販売初日に買うことができたので、発売初日に買えるかどうかはチームの調子によってかなり左右されるようです。
Madridistaカードのメリットを確かめるために、マドリードダービーのチケットを発売日直後に購入できるかシミュレーションしてみました!
この試合では発売日直後にチケットを買うことができたので、Madridistaカードを作ることで購入のチャンスを増やすことができるといえるかもしれません。
発売初日に買えない場合は試合当日がチャンス!
レアル・マドリードのチケットはソシオやマドリディスタ会員、一般販売に用意されたチケットだけではなく、年間シーズンチケットホルダーが手放したチケットも一般販売に回ってくるシステムになっています。
よって、試合日が近づくにつれて買えるチケットが増えていきます。ちなみに、バルセロナも同様のチケット販売システムをとっています。
17-18シーズンの12月末に行われたクラシコのチケットの購入をシミュレーションした時も、発売日よりもキックオフの数時間前にはチケットが購入できるようになっていたので、今回も直前まで諦めないでいようと思っていました。
しかし、僕が観戦しようとしていたパリ・サンジェルマン戦では試合日の前日頃まではチケットが一枚もない状況が続いていました…。
そして、試合前日にチケットをチェックすると
チケットが再び売り出され始めました!
しかし、、、
チケットがあるエリアをクリックしても、すでに他の人に先を越されてしまっているようで、このようなエラーが表示されてしまい、チケットを買うことができませんでした。
なんとこのような状況がキックオフ直前まで続きました…。
試合直前まで諦めない
キックオフの3時間前になってもチケットが買えなかったため、半ば諦めてスタジアムに向かうことにしました。
そして、スタジアムについて現地の雰囲気を感じながら楽しみつつもチケットが諦めきれず、隣接しているショッピングセンターのようなところでWi-Fiが繋がったので、そこでもう一度トライすることにしました。
すると、、、キックオフ10分前についに購入画面に進むことができました!!!
座席を選択できるとこのようになります。
画像の上の部分にもちゃんと、「Ticket availability increases as season ticket holders liberate their seats. If you cannot find the tickets you wish for, please try again later.(シーズンチケットホルダーが座席を解放するにつれて、チケットを入手できる可能性が増えます。希望の席が見つからない場合は後でもう一度試してください。)」と書かれています。
購入画面まで行ければ一安心です。
必要事項とクレジットカード情報を入力し、やっと購入することができました。
モバイルチケットをダウンロード
チケットを購入したら、メールで送られてくるモバイルチケットをダウンロードします。
iPhoneは「Wallet」、Androidでは「PassWallet」というアプリをインストールし、チケットとなるバーコードを表示します。
オンライン購入ではスマホアプリのチケットのみ有効で、eチケットをプリントアウトする必要もありません。
そのおかげで、試合直前に購入してもスマホのバーコードをかざすだけで、すぐに入場することができました。
しかし、スマホのバッテリーがなくなると大変なことになるので、モバイルバッテリーを持ち歩くなどして対策しておきましょう!
(2019/2/25:追記)2019シーズン以降の傾向について
翌年の2019年のクラシコやチャンピオンズリーグのチケットも公式サイトで購入しましたが、パリ戦とは違い一般販売初日でも買うことができました。
当時はチームの不調もあって比較的容易に買うことができましたが、一定時間毎に数枚ずつチケットが売り出されるような以前とは若干違うシステムになっていました。今後も対戦相手やチーム状況によって傾向が変わる可能性があるので注意してください。
2019年にマドリーホームのエル・クラシコのチケットを公式サイトから購入した手順についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
現地観戦ガイド
無事にレアル・マドリードの試合のチケットが買えたら、次は観戦計画を立てましょう!
サンティアゴ・ベルナベウへ現地観戦に行かれる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
パリ・サンジェルマン戦の観戦記はこちら↓
footballtickets-by-gakuseimiler.hatenablog.jp
まとめ
今回はレアル・マドリードのチケットを公式サイトで購入する方法について紹介しました。
レアルのチケットは一般販売でも十分購入できますが、試合直前でないと買うことはできません。
パリ戦の場合は苦労しつつも奇跡的に観戦することができましたが、ほとんど諦めかけた状況だったのでクラシコやCLのビッグマッチに関して言えば難しい場合もあります。
ただし2019年以降はどの試合も一般販売初日に手に入れらており、CL3連覇を達成した時期よりはチケットは買いやすくなっているので、当時と比べれば十分手に入れられるはずです。
レアルのチケットを公式サイトで買う方法についてまとめると以下のようになります。
- リーグ戦は試合5日前頃から始まる一般販売初日に挑戦
- ビッグマッチの場合は発売初日か試合直前までに復活したチャンスを狙う
- 試合当日でも買うチャンスがあるので必ずしもメンバーシップは必要なし
対戦相手やチーム状況によっては簡単に買えないこともありますが試合直前までチャンスはあります。特にパリ戦はチケットを買うのに苦労しましたが、観戦できた喜びは本当に格別でした!
最後に:ヨーロッパでサッカー観戦される方向けのおすすめ記事
当サイトでは、全て正規ルートで入手したチケットだけで学生中に50試合以上現地観戦した経験を元に、公式サイトでの海外サッカーチケット購入方法を中心に現地観戦に役立つ情報を発信しています。
その他の海外サッカークラブのチケット購入方法はこちら↓
ラ・リーガのチケット購入方法はこちら↓
これらの記事を読めば、ほぼ全てのビッグマッチのチケットを定価で手に入れることができるはずです。
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