8月23日に鳥栖で行われた、フェルナンド・トーレス現役ラストマッチを現地観戦してきました!
トーレスの引退試合であると同時に、J1残留争いを掛けた重要な一戦でもあったこの試合。トーレスの現役生活最後の試合が日本で行われるということで、遥々佐賀までやってきました。
今回はこの日のスタジアムの雰囲気と、引退セレモニーや翌日のサイン会に参加した思い出を書いていこうと思います。
サガン鳥栖本拠地「駅前不動産スタジアム」までの道のり
まずは、サガン鳥栖の本拠地「駅前不動産スタジアム」までの道のりについて紹介しておきます。
2019年にネーミングライツスポンサーの新契約によって、スタジアム名が「ベストアメニティスタジアム(通称:ベアスタ)」から変更されました。
スタジアムの最寄り駅はJR鳥栖駅。
スポンサーの名に違わず、実際にスタジアムは鳥栖駅の目の前にあり、アクセスは非常によかったです。
鳥栖駅までは博多駅からJRの快速列車に乗れば30分ほどで着きます。僕はついでに博多観光もしたかったので、飛行機で羽田から福岡空港に行きました。
実は初めて博多へ行ったのですが、空港からアクセスがよくて便利ですね。Jリーグサポーターの方とかはアウェイ観戦で鳥栖に行くときは博多観光もできて楽しそう!
トーレス引退試合を現地観戦!
鳥栖駅に到着すると、早速駅構内にサガン鳥栖とヴィッセル神戸のフラッグか掲げられていました。いよいよこの日がやってきたんだなと実感します。
試合前の雰囲気
僕たちは博多に寄ってから16時前に到着したのですが、すでにスタジアム周辺には多くの人が。
トーレス現役ラストマッチということで、この日は試合を盛り上げるために様々なイベントが行われていました。
まずは、来場者全員に配られていた金Jベースボールシャツをゲット!
ラストマッチのエンブレムや日付も入っていて、これだけで現地観戦の記念になります。
その後も記念グッズを買うのに並んだり、DAZNブースに寄ったりしてイベントを楽しみました。
今回は自由席だったので開場の少し前に入場列に並ぶことに。500枚限定の15分前入場券を買っていたので余裕だと思っていたのですが、ドリームパスという年間シートの優先入場者が意外とたくさんいて列のかなり後ろの方になってしまいました。
それでもメインスタンドはまだ空きがあって、ホーム寄りのいい感じの席を確保する事ができました。今回はもちろんチケット完売ということで、やっぱり立ち見席の人も多かったです。
キックオフ
試合直前に降り出した豪雨も止んで、いよいよ選手入場の時間になりました!
入場時のユニフォームは、トーレスがアトレティコのジュニア時代に着ていたユニフォームのデザインを再現したものだそうです。かっこいい…!
そして、いよいよキックオフ!
しかし、前半は神戸の一方的な展開。
神戸にとっても残留争いをかけた重要な試合であり、最近好調な神戸がゲームを支配し前半だけで3点を奪われてしまいました。
イニエスタのプレーが際立っていて、2点目の場面でもPKをきっちり決めました。特に3点目に繋がるボレーでのスルーパスは痺れました。
結局、鳥栖は後半に1点を返すもカウンターを何度もくらってしまい1対6で敗戦。後半に小野裕二が投入されてからは鳥栖ベースの時間もあってトーレスにも何度かチャンスはあったのですがゴールは決め切れず。引退試合という特別な感情もあってチーム全体が固くなってしまったのかもしれません。
サポーターたちと何度もトーレスコールをしましたが、期待した結果にはなりませんでした。それでも、チームを鼓舞しながら最後まで懸命にボールを追いかける姿は胸に込み上げるものがありました。
試合後の引退セレモニー
そして試合後は、現役最後の試合を迎えたトーレスのために引退セレモニーが行われました。
座席に置かれていたコレオ用のシート。
中にはトーレスからサポーターに送られたメッセージも書かれています。
そして、コレオを掲げてトーレスを迎え入れます。スタジアム全体を彩る水色とピンクのコレオグラフィーは圧巻でした!
さらに、スマホのライトを利用した演出も。来場者に配られたブルーのシールを通してスマホのライトを照らすと、青い光でスタジアムが包まれます。
そして鳥栖サポーターに向けたトーレスによるスピーチ。引退を決めた理由や日本に来てからの印象について、本人の口から聞く事ができました。
家族と一緒にスタジアムを回るトーレス。最後にサポーターが応援歌を歌ってトーレスを送り出す瞬間は本当に感動的でした!
試合翌日の限定サイン会
試合翌日。僕たちは再び鳥栖のスタジアムへ向かいました。なぜならトーレスによる限定サイン会が行われるからです。
この日もスタジアムには朝早くから多くのサポーターがやってきていました。無料で参加できるということもあって、3000人以上は集まったようです。
サイン会とは別でサイングッズの抽選会が行われた後、トーレス本人がピッチに登場しました。
トーレスが当たり前のように「おはようございます」と日本語で挨拶するのにもまだ慣れません…(笑)クラブのためにまた日本にやって来るという話も何度も言っていて、今後どんな風にクラブに関わっていくのか期待してまいます。
前日に12時近くまで記者会見をしていたのに、翌日も朝から一日中イベントに参加する予定のトーレス。しかも会長の話ではトーレスが自ら望んで応じてくれたそうで、なんてファン想いの素晴らしい選手なんだろうと感激してしまいます。
そして、500人限定のサイン会の抽選結果が発表されます。たくさんの人が来ていたので厳しいかなと思ったのですが、なんと抽選に当たってサイン会に参加することができました!最近のサイン運が強すぎて自分でも引いてます(笑)ユーロのチケットも買えたし良いこと続きです。
生で見たトーレスは本当にカッコ良かったです!やっぱり憧れの選手に直接サインを書いてもらう瞬間は最高の体験です。
この日は1時間半も立ちっぱなしで500人にサインを書いたというトーレス。ファンのためにここまでしてくれるなんて本当に尊敬してしまいます。
まとめ
今回はフェルナンド・トーレス引退試合の観戦記を書いてみました。
世界を代表するスター選手が日本でスパイクを脱ぐなんて未だに信じられませんが、それだけ貴重な試合を観ることができて本当に素晴らしい思い出になりました。
18年間の現役生活本当にお疲れ様でした。今後のキャリアでもどんな活躍をしてくれるのかとても楽しみです。
この投稿をInstagramで見る