3Dセキュアとは?海外サイトでクレジットカード決済できない場合の対処法まとめ

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海外旅行を個人手配すると航空券やホテルはもちろん、鉄道やサッカーのチケットを購入する際にもオンラインでクレジットカード決済する場面が何度もあります。

しかし、「海外のサイトでクレジットカードで支払おうとしたら決済を拒否された!」なんていうトラブルが結構頻繁に起きてしまうんです。

実は当ブログに問い合わせをしてくださる方の3分の1くらいはクレジットカードに関する問題でして、自分もいつか対処法を書かなければならないと思っていたので記事にまとめることにしました。

そこで今回は、海外サイトでクレカ決済する際に必要になる3Dセキュア(本人認証サービス)を中心に、初めて海外旅行を個人手配される方に知っておいて欲しい情報をお伝えしてようと思います。

クレジットカード決済でエラーが出る原因

オンライン決済でクレジットカードを使用する際にエラーが出る原因は様々考えられます。ネットで原因を調べてみると、よく紹介されている内容としては以下のようなものがあります。

  • カード番号などの入力間違い
  • 利用限度額をオーバーしている
  • カードの有効期限切れ
  • 日本国内で発行したカードが利用不可のサイトである
  • 支払い滞納による利用停止

しかし、ほとんどのケースではこのような単純な理由ではありません。特に海外サイトで決済がうまくいかない場合は別の要因が考えられるので、対処法について紹介したいと思います。

海外サイトでクレジットカード決済できない場合の対処法

3Dセキュア(本人認証サービス)に登録する

まず第一に確認して欲しいことは、お持ちのクレジットカードが3Dセキュア(本人認証サービス)に登録しているかということです。これはかなり重要で、オンライン決済でエラーが出る原因は、3Dセキュア未登録のカードだったというケースが非常に多いです。

3Dセキュアとは、「決済の際に利用者本人が設定したIDとパスワードを用いて本人確認を行う認証サービス」のことで、大手のクレジットカードであれば大体対応しています。普段店頭での支払いで入力する4桁の暗証番号やセキュリティコードとは別なので注意してください。

カードブランドによって以下のように名称が異なりますが、仕組み自体は同じものであるようです。

  • VISA:Verified by Visa(VISA認証サービス)
  • Mastercard:Mastercard Secure Code
  • JCB:J/Secure
  • American Express:SafeKey

日本国内ではAmazonや楽天など大手ネットショッピングサイトでは不要なため、知らなかったという方も結構いるでしょう。しかし、海外のほとんどサイトでは不正利用を防ぐために3Dセキュアによる認証が一般的であり、もし未登録のカードを使用しようとするとエラーが表示されてしまいます。

3Dセキュアの登録方法

3Dセキュアの登録方法はカード会社によって様々です。Web明細の確認などに必要なオンラインサイトに登録したIDとパスワードが自動的に使用される場合もありますし、ネット上で別途手続きが必要になることもあります。窓口などでカードを発行した場合などは登録されていない可能性が高いので注意してください。

例えばエポスカードでは、オンライン上の「エポスNet」に登録して初回ログインした際にパーソナルメッセージ(架空の決済でないことを確認するための秘密の合言葉)を登録することで設定できます。まずは、Googleで「〇〇カード 3Dセキュア」と検索して手持ちのクレジットカードの登録方法を確認してみてください!

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3Dセキュアに登録したカードで決済を行うと、上の画像のような画面が表示されます。(DCカードのVISA認証サービスの場合)

赤く塗り潰した「パーソナルメッセージ」には自身で設定した合言葉かカード会社名などが表示されるので、合っていることを確認してIDとパスワードを送信すればOKです。

僕も3Dセキュアに登録したカードを使うようになってからは、決済拒否されることは滅多になくなりました。

別のクレジットカードで試す

3Dセキュアに登録したカードであればほぼ確実に決済できるようになるはずですが、カード会社独自の不正利用検知システムなどなんらかの理由によってうまくいかないことも稀にあります。

そんなとき最も手っ取り早くて有効な方法は別のカードで試すことです。僕も理由は分かりませんでしたが、カードを変えただけで決済できたことも何度かあります。

同じカードで何度も決済しようとするとセキュリティでカード自体が完全にロックされてしまう場合もあるので、やはり複数枚用意しておいた方が安心です。氏名が記載される航空券や海外サッカーのチケットであっても、決済に使用するカードの名義は他人のもので全く問題ないので、自分のカードが一枚しかない場合は家族から借りるなどして対応しましょう。

PayPalやGoogle Payなどの決済サービスを経由する

もし、購入しようとしているサイトがPayPalやGoogle Payなどの支払いに対応している場合は、それらの決済サービスを経由すると成功することが多いです。

ただし、サイトがPayPal等に対応していることが前提であることと、PayPalであればアカウントを事前に作成しておいてクレジットカードを紐付けておく手間はあります。

クレジットカード会社に問い合わせる

決済がうまくいかない場合のほとんどは、販売サイトではなくクレジットカード側に問題があります。上記の内容を試してもうまくいかない場合は、まずクレジットカード会社に直接問い合わせてください。

僕も以前エポスカードで海外サイトから航空券を購入しようとしたら不正利用検知システムによるロックがかかってしまい、問い合わせて解除してもらったことがあります。そのときの体験談はこちら→MytripでANA国内線格安航空券を購入!実際に買ってみて分かった口コミや評判が悪い理由

また、海外のスーパーで楽天カードを使おうとしたらロックがかかって決済できなかったこともあります。現地から電話できないので代わりに家族に連絡してもらい解除できましたが、普段海外で使用していないカードであったり、少額の決済を繰り返し使用したからという理由だけでロックがかかってしまうそうです。

ただ、海外に行ってからでは当然新しいカードも作れないし問い合わせるのも難しいので、やはり海外旅行に行くときは少なくとも3枚くらいはカードを用意していった方が安心でしょう。

海外旅行におすすめのクレジットカードは?

これから海外旅行に行く方で、念のためにもう一枚カードを作っておこうとお考えの方におすすめのクレジットカードが「エポスカード」です。

エポスカードは年会費永年無料即日発行可能海外保険自動付帯利用通知メールなど、海外旅行に持っていくには嬉しいサービスが豊富に揃っています。しかも継続して利用していれば、学生でも無料でゴールドカードにアップグレードできる可能性もあります。

「エポスカード」が海外旅行におすすな理由はこちらの記事に詳しくまとめています↓

自分も何年も使っていますが、不正利用されたときの対応も迅速で安心して利用することができています。

さらに、クレジットカードを作るときは、ポイントサイトを利用するとついでにポイントをもらうこともできてお得です。もらったポイントはマイルに交換することも可能

クレジットカードを発行する前にぜひ下の記事も読んでみてください!

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まとめ

今回は、海外のサイトでクレジットカード決済できないときの対処法についてまとめました。

海外サッカーのチケットや航空券、鉄道のチケットを個人手配する場合は、必ず3Dセキュアに登録したカードを複数用意しておきましょう!

ヨーロッパでは日本と違いクレジットカードでの決済が主流で、ロンドンのウェンブリースタジアムやエミレーツスタジアム内の売店は「Card Only」で現金が一切使用できないなんてことすらあります。

カードなら紛失・盗難にあっても損害保証もあるので現金を持ち歩くよりも安全です。ヨーロッパ旅行に行く際は、エポスカードなどのクレジットカードを必ず発行しておくようにしましょう!