7月10日に行われた組み合わせ抽選会の結果、2019-20シーズンUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の対戦カードが決定しました!
新型コロナウイルス感染拡大により3月のラウンド16途中から中断されていたCLですが、再開日程も決まり一発勝負となった”ファイナル8”が来月開催されます。
そこで今回は、8月からリスボンで開催されるCLファイナル8の組み合わせ抽選結果と試合日程について、大会フォーマットの変更点と合わせてお伝えします。
(8月8-9日に行われたラウンド16セカンドレグの結果を反映しました。)
準々決勝&準決勝組み合わせ抽選結果
では早速抽選会の結果を見ていきましょう!
準々決勝の対戦カードは以下の通り。
- アタランタvsPSG
- ライプツィヒvsアトレティコ
- バルセロナvsバイエルン
- マンチェスター・Cvsリヨン
抽選会の結果、再開後の全日程は次のように決定しました。
※左側がホームクラブ扱い。いずれの試合も現地時間21時(日本時間翌4時)キックオフ。
ラウンド16セカンドレグ
- 8/7(金)
- マンチェスター・Cvsレアル・マドリード (4-2)
- ユベントスvsリヨン(2-2)
- 8/8(土)
- バルセロナvsナポリ(4-2)
- バイエルンvsチェルシー(7-1)
準々決勝
- ①8/12(水):アタランタvsPSG
- ②8/13(木):ライプツィヒvsアトレティコ
- ③8/14(金):バルセロナvsバイエルン
- ④8/15(土):マンチェスター・Cvsリヨン
準決勝
- ①8/18(火):準々決勝②の勝者vs準々決勝①の勝者
- ②8/19(水):準々決勝④の勝者vs準々決勝③の勝者
決勝
- 8/23(日):準決勝①の勝者vs準決勝②の勝者
ラウンド16セカンドレグは予定通りホームクラブの本拠地で開催。
準々決勝以降は全てリスボンで開催され、準々決勝①③・準決勝①・決勝の4試合をエスタディオ・ダ・ルス、準々決勝②④・準決勝②の3試合はエスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデを会場として使用します。
注目の対戦カードは?バルサvsバイエルンのビッグマッチが実現
ラウンド16セカンドレグの結果、準々決勝からバルセロナ対バイエルンの強豪対決が実現しました。両者の対戦は2014-15シーズン準決勝以来5年ぶり。前回はバルサがバイエルンに勝利し、そのままビッグイヤーのタイトルを獲得しています。
優勝候補筆頭のバイエルンにとっては厳しい相手であることに間違いないですが、ここを突破できれば7年ぶりのCL制覇に大きく近づけるはず。今季出場した全試合で得点を決め、すでに自身最高記録となる13ゴールを上げている絶好調レヴァンドフスキにとっても、初のCL制覇に向けて重要な一戦になりそうです。
そして、CLの舞台では経験値の差のあるライプツィヒ対アトレティコ、アタランタ対PSGの二試合はいずれも欧州カップ戦で初顔合わせの対戦カード。初のベスト8入りとなった勢いが続くのか、自力と経験の差が勝るのか注目です。
一発勝負の今年は番狂わせの予感?CL優勝経験のないライプツィヒ、アトレティコ、アタランタ、PSGがトーナメントの同じ山に
今年はCL史上初の一発勝負というシングルマッチ形式で準々決勝以降の試合を行います。これによって通常のホーム&アウェイ形式よりも番狂わせが起きやすくなる予感も。
さらに、今回の抽選会で同じ山に入ったライプツィヒ、アトレティコ、アタランタ、PSGの4クラブはいずれもCL優勝経験はなく、ファイナリストになったことがあるのもアトレティコだけ。力のあるPSGもリーグ・アンが打ち切りとなったことで3月から国内カップ戦決勝以外は公式戦を行えていません。しかもその試合でムバッペも負傷してしまったため、大会までにコンディションを合わせられるか微妙な感じも。
2月にワンダでリバプール戦を観てきた身としては、前回王者リバプールを破った勢いのままにアトレティコが決勝に進出してくれることを期待しています。
8月に再開するCLの大会フォーマット変更点について確認
ここで、8月7日から再開するUEFAチャンピオンズリーグの会場や大会フォーマットの変更点について確認しておきましょう。
“ファイナル8″の会場はポルトガル・リスボン。1都市2会場の集中開催に
準々決勝以降の決勝トーナメント“ファイナル8”は、ポルトガルの首都リスボンで開催。
スタジアムはベンフィカの本拠地「エスタディオ・ダ・ルス」とスポルティング・リスボンの本拠地「エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ」の2会場を使用し、決勝戦は6万5千人を収容するエスタディオ・ダ・ルスで行われることが決定しました。
試合方式はホーム&アウェイ廃止で一発勝負のシングルマッチに変更
今回のCLは準々決勝以降を1都市で開催する短期決戦となったため、従来のホーム&アウェイ方式ではなくシングルマッチに変更されます。W杯の決勝トーナメントような負けたら終わりの一発勝負です。
今は本拠地で試合をしてもホームサポーターがスタジアムで観戦できない状況なので、移動が少なく短い期間で決着をつけられる今回の試合方式は最善の選択ではないでしょうか。
その他ルール変更点
選手交代は各国内リーグの対応と同様に、過密日程を考慮して試合中の交代回数は最大3回、交代人数が最大5人に変更されています。
90分間で決着がつかない場合は、延長戦とPK戦が行われます。
他にも来季2020-21シーズンのスケジュールなど、2020年6月17日にUEFA理事会の会見で発表された最新の内容は以下の記事にも詳しくまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください。
【8月7日再開】2019-20 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)日程&大会フォーマットの変更点について徹底解説!
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再開後のCL放送は?引き続きDAZNで全試合ライブ配信!
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7月末に海外の報道で放送打ち切りになるのではないかと一時ネットを騒がせましたが、再開後も決勝戦まで全試合ライブ中継されることが正式発表されました。
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まとめ
今回はCL準々決勝&準決勝組み合わせ抽選会の結果とリスボンで開催されるファイナル8のスケジュールについてまとめました。
最後にもう一度準々決勝の組み合わせと試合日程について確認しておきましょう。
- 8/12(水)28:00:アタランタvsPSG
- 8/13(木)28:00:ライプツィヒvsアトレティコ
- 8/14(金)28:00:バルセロナvsバイエルン
- 8/15(土)28:00:マンチェスター・Cvsリヨン
対戦カードと日程も決まり、ついにCLが帰ってきたなという実感が湧いてきましたね。
短期決戦の一発勝負という新たな形式も、波乱が起きそうなスリルもあって逆に新鮮な感じもあります。
現地で観戦するはずだったラウンド16セカンドレグが延期になってしまった時は残念な気持ちも強かったですが、またスタジアムで安心して試合が見れるようになることを期待しつつ今年のCLも全力で楽しみます!
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