バルセロナやユベントス、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティといった名門クラブが次々と発行しているファントークン(Fan Token)。
そのファントークンを発行するプラットフォーム「Socios.com(ソシオズ・ドットコム)」は、26年続いたPirelliに代わってインテルの胸スポンサーとなったことでも話題になりましたし、2022年2月15日にはついにUEFAとも提携を発表しました。
ファントークンという言葉はよく聞くようになったけど、「ファントークンってどんなメリットがあるの?」「好きなクラブのファントークンを買ってみたいけど、そもそもどうやって買うの?」と疑問を抱いてる方も多いと思います。
ネットで調べてみると仮想通貨関連のサイトでは紹介されていても、実際にサッカーファン目線で説明している記事はほとんどありません。
あまり知られてないかもしれませんが、実はファントークンの多くは100円程度でも投資できる手軽なものです。しかもSocios.comでは、ファントークンをただ持っているだけで超高価なVIPチケットと引き換えできる凄いサービスもあります!
そこで今回は僕が約3年以上、実際にSocios.comを利用してファントークンを購入した経験をもとに、
- ファントークンを保有するメリット
- 暗号資産としての投資的価値
- Socios.comアプリの使い方
- チリーズ(Chilize/CHZ)やファントークンの購入方法
など、海外サッカークラブのファントークンに興味を持ち始めた初心者向けに解説します!
※ファントークンは暗号資産の一種です。大きく価格変動するリスクもあるので投資する場合は慎重にご検討ください。
ファントークン、Socios.comとは?
ここでいうファントークンとは、スポーツクラブが発行するブロックチェーン技術を用いたトークンのことで、「Socios.com」というファンエンゲージメント・プラットフォーム上で世界中のファン同士の間で売買が行われています。
Socios.comのサイトにはこのようなメッセージが書かれてています。
世界中のどこにいても、サッカーは国籍や人種関係なく私たちを一つにしてくれます。
ロンドンの凍てつく寒さの中でスタジアムに足を運んでチームを応援していても、韓国ソウルのスポーツバーでチームを応援していても、私たちファンは共に希望を抱き、夢を見て、勝利と敗北を分かち合います。
Socios.comでは、世界中のサッカーファンのためのグローバルなコミュニティーを作り上げています。そしてそれは、ファンが試合やチームに対して持つ情熱によって一つとなるのです。革新的な技術を用いることにより、ファンとクラブチームの距離を縮めることはもちろん、クラブチームとの関わり方の可能性を広げます。
サポーターたちはSocios.comを通してクラブチームの決定事項に直接的な影響力を持つことができます。Socios.comによって、グッズのデザインやスタジアムの命名、ゴールを決めた時の祝福の仕方にまであなたの投票が影響力を持つのです。それがどのような結果になろうと、クラブチームは敬意を持ってファンが下した決定を受け入れます。
Socios.com: 世界初のファン投票/報酬プラットフォームより
このメッセージにあるように、Socios.comとはブロックチェーン技術を活用して、毎日スタジアムで応援することのできない私たちのような海外のファンに対しても、今までにないようなクラブとの関わり合いをを目指しているサービスであるといえます。「Socio(ソシオ)」という名前にもあるように、バルサのソシオのような運営面でも意思決定に関われるようです。
よく「現地のファンの意見を蔑ろにしている」とか、「ファンとのコミュニケーションを有償化するなんておかしい!」といった意見が日本や現地のジャーナリストから出ていますが、そもそも目的が異なるため的外れな指摘であると言えるでしょう。仮想通貨への抵抗感と、『現地サポーター>海外ファン』という固定概念を持ってる人がまだ多いのかもしれません。
とはいえ正直なところ、まだそこまで海外のファンが楽しめるようなコンテンツにはなっていないのが現状なのですが、ブロックチェーンによって新たな体験を生み出す可能性を秘めていることは間違いありません。
もちろんクラブ側にとっては、ファントークンを発行することで資金調達できるというメリットがあり、ファンは投資することで資金面においてもクラブをサポートすることができます。
そして、一般的なメンバーシップやファンクラブとの大きな違いは、年会費を払う必要がなく(あくまで投資である)、有効期限もないため永久に保有し続けれられるということ。
ファントークンは一度購入して保有するだけで、クラブからの投票に参加したり、チケットやグッズのような報酬を得ることができるというわけです。もちろんトークンの価値が上昇すれば利益を得られますし、トークンが不要になれば売却することも可能です。
ファントークンを発行しているサッカークラブ
2024年4月現在、世界中の60以上のサッカークラブと代表チームがSocios.comでファントークンを発行、または発行を予定しています。
- プレミアリーグ
- マンチェスター・シティ
- アーセナル
- トッテナム
- エヴァートン
- リーズ
- アストン・ヴィラ
- クリスタル・パレス
- ラ・リーガ
- バルセロナ
- アトレティコ
- バレンシア
- レバンテ
- セビージャ
- レアル・ソシエダ
- セリエA
- ユベントス
- ACミラン
- インテル
- ローマ
- ナポリ
- ボローニャ
- ウディネーゼ
- セリエD(イタリア4部)
- ノヴァーラ・カルチョ
- リーグ・アン
- パリ・サンジェルマン
- ASモナコ
- ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー)
- シント・トロイデン
- スュペル・リグ(トルコ)
- ガラタサライ
- アランヤスポル
- イスタンブール・バシャクシェヒル
- ギョズテペ
- トラブゾンスポル
- ガズィアンテプFK
- トルコ2部
- サムスンスポル
- エールディビジ(オランダ)
- フォルトゥナ・シッタート
- ポルトガル1部
- ベンフィカ
- スイス・スーパーリーグ
- ヤングボーイズ
- クロアチア1部
- ディナモ・ザグレブ
- ポーランド1部
- レギア・ワルシャワ
- キプロス1部
- アポロンFC
- ブラジル1部
- アトレチコ・ミネイロ
- コリンチャンス
- サンパウロFC
- フラメンゴ
- SCインテルナシオナル
- パルメイラス
- ヴァスコ・ダ・ガマ
- アルゼンチン1部
- CAインデペンディエンテ
- ラシン・クラブ
- リーベル・プレート
- チリ1部
- ウニベルシダ・デ・チリ
- コロンビア1部
- ミジョナリオスFC
- リーガMX(メキシコ1部)
- アトラスFC
- サントス・ラグナ
- 代表チーム
- アルゼンチン代表
- ポルトガル代表
- イタリア代表
これだけ多くのサッカークラブが参加しているなんて驚きじゃないですか?眺めているだけでワクワクしますし、好きなクラブがあれば興味も持てるはず!
僕が始めてからも倍以上に増えているほど毎週毎月のように次々と提携を発表していて、勢いはとどまることは知らずラ・リーガやUEFAとも提携しているほどです。
ただ、逆に言うとここにある提携クラブしかファントークンはもちろん買うことができないので注意してください。
サッカー以外にも、テニスのデビスカップやeスポーツ団体、NBA、NFL、モータースポーツなどとも提携していて、他のスポーツチームでもファントークンを発行しているところもあります。
「Socios.com」と「チリーズ(Chiliz/CHZ)」について
次に知っておきたい大事なこととして、ファントークンは、Socios.comのアプリからチリーズ(Chilize/CHZ)という仮想通貨を用いて購入します。ファントークンは直接購入することはできませんが、チリーズ自体はクレジットカードで簡単に購入できます。
仮想通貨を買おうとすると普通は現金を専用の口座に入れないといけないので、クレジットカードで買えるのは地味に便利です。
チリーズ(Chilize/CHZ)とは、ビットコインやイーサリアムと同じ仮想通貨の一種で、Socios.comの共通の通貨としてチリーズを用いています。感覚としてはアメリカで買い物したり米国株に投資するのに、日本円からドルに換えなければならないのと同じイメージです。
そして、チリーズもファントークンもどちらも需要に応じて価値が変動する暗号資産であり、ビットコインなどと同様に大きく価格変動する可能性もあるため注意してください。
逆に言うと、今のうちに始めておけば、将来価値が跳ね上がっている可能性も十分にありえます!事実、チリーズは昨年初めの頃と比べると50倍近くまで価値が高くなっているのです。
ファントークンのメリット
そして、ファントークンを保有するユーザーにはファン報酬として、特別な投票への参加やグッズ購入の割引、チケット引換といった限定特典を受けられるメリットもあります。
以前まではファンクラブ特典などと比較しても、正直サッカーファンを興奮させるようなコンテンツはあまりなかったのですが、最近は試合のチケットと交換できるサービスも始まるなどファン報酬への期待感も高まっています。
特に投票についてはコレオグラフィーやチームバスのデザイン、ゴールパフォーマンスを選ぶなんてものもありますが、Twitterのアンケート機能でやろうと思えばできるものですよね…。
個人的にはチケット交換サービスが本格的にSocios.comを始めたきっかけでもあるので、このファン報酬については記事後半で詳しく紹介します!
ファントークンの相場は?
気になるファントークンの相場ですが、意外にも1ユーロ前後で買えるようなファントークンも多いです!
初期から発行しているクラブほど高かったりしますが、それでも1トークン=数百円程度のクラブがほとんどです。
例)1トークンあたりの価格(2024/4/8時点)
- PSG:€4.92
- マンチェスター・シティ:€3.86
- バルセロナ:€3.62
- ミラン:€2.75
- アーセナル:€1.97
- トッテナム:€3.57
- バレンシア:€1.08
- ポルトガル代表:€2.84
2022年頃はPSGが€10以上しましたが現在は€3台に落ち着いており、アーセナルですら1ユーロ台です。この値段なら好きなクラブに1トークン投資してみてもいいかなと思いませんか?
もちろん1トークンだけでも持っていれば試合予想や投票などのほぼ全てのサービスに参加可能です!
チリーズやファントークンの価格変動について
手軽に購入できるとはいえ、暗号資産となるとやはり価格変動のリスクが気になりますよね?
ここでチリーズの2021/2〜2022/2のチャートの動きを見てみましょう。
過去1年間(2022/2/18時点)のチリーズ(Chiliz/CHZ)のチャート(引用元:CoinMarketCap)
2019年末にユベントスやPSGがファントークンを発行した初期の頃は、長らく1CHZあたり1.0-2.0円程度で推移していたのですが、バルセロナ、ACミランと続いて昨年3月にマンチェスター・シティもトークン発行を発表してから一気に80円台まで価値が上昇しました。それ以降は上がり下がりを繰り返して少し停滞気味のようです。
過去1年間(2/18時点)のPSGファントークンのチャート(引用元:CoinMarketCap)
次に、ファントークンの例としてPSGファントークンのチャートを見てみると、二つ大きな山があることが分かります。
一つはCHZの高騰に伴って増えたタイミングで、もう一つ2022年8月10日にも一気に価格が上昇しているのが分かります。これは皆さんご存知のようにメッシ移籍確定の報道が出たときで、噂が立ち始めた5日前頃から取引が増え数日間で価値も倍以上になりました。
ただ、下がるのも早く8月後半以降は右肩下がりに。契約金の一部をファントークンで受けとったというメッシですが、ピーク時の価格で購入されたとすれば今や半分程になってるのでちょっと心配ですね…。
高騰する可能性はあるもののやはり目先の利益にとらわれると大怪我をすることも全然あるので、ファントークンに限らず暗号資産に投資するときは、長期的な目線で投資するようにしましょう。
Socios.comアプリの使い方について
ここまで読んで少しファントークンに興味を持てたら、実際にSocios.comのアプリをインストールしてみましょう!
ここからはSocios.comのアプリの基本的な使い方について、登録手順やファントークンの購入・売却方法を画像付きで紹介します。
Socios.comの登録方法
Socios.comの登録は超簡単。日本語表示にも対応しているので安心です。
もちろん登録だけなら無料で1分もあればすぐできます!
- STEP
アプリをインストール
まずは「Socios.com」のアプリをインストールします。
ベータ版のWebアプリもあるので、電話番号認証さえすればPCからでも登録可能です。
- STEP
電話番号認証をする
次にSMSで電話番号認証をします。
- STEP
ユーザー名、メールアドレスを登録
あとはユーザー名、メールアドレスを登録したら登録完了です!
こんな感じでアプリのトップページが表示されて、Socios.comの機能が使えるようになります。
ファントークンの購入方法
次にファントークンの購入手順について説明します。
- STEP
チリーズ(Chiliz/CHZ)をクレジットカードで購入
まずはファントークン購入に必要なCHZを補充します。
トップページ上部メニューから「$CHZ」を選択してください。
以下のようにCHZの枚数を選択する画面に移ります。
決済方法を選んでクレジットカード情報を入力したら決済を実行します。CHZの購入には手数料が4.2%かかります。
- STEP
購入したいファントークンを選ぶ
次に上部メニューの「市場」から購入したいファントークンを選びます。
そしてファントークンのページで「買う」ボタンをクリックします。
- STEP
ファントークンをチリーズ(Chiliz/CHZ)で支払い
あとは先ほど購入したCHZを使ってファントークンを購入するだけです!
ファントークンの購入については手数料はかかりません。取引マージン補填というのは取引のために必要なデポジットのようなもので、取引完了後に返金されます。
ファントークンの売却方法
ファントークンは売却するのも簡単です。ただ少し注意点もあるので購入前にしっかり確認してください。
- STEP
売却したいファントークンを選ぶ
購入時と同様にファントークンのページで今度は「売る」を選択します。
- STEP
数量を指定して売却する
次のページで売るトークンの枚数を入力します。
購入時と同様に取引マージン補填は返金されますが、売却時にはサービス料が別途かかります。
取引相手が見つかれば売却完了です!数秒もすれば取引が成立して自分のウォレットにCHZが入金されます。
また、受け取ったCHZを現金化するにはBinanceなどの海外の仮想通貨取引所に送金する必要があります。
注意点:売り注文が失敗した場合の理由は?
一つ注意点として、手持ちのファントークンで投票に参加したりスコア予想をしている最中の場合はロックがかかっているため、下のようなメッセージが表示されて売り注文が失敗します。
このような場合は投票期間や試合が終了するまで待つ必要があるので、すぐには売ることができません。
なので、そろそろ売り時かなと思ったら投票などには参加せずにタイミングを待っておく必要があるので気をつけてください。
Socios.comのおすすめの楽しみ方
最後に、Socios.comのアプリの楽しみ方を3つほどお伝えしたいと思います。
ファントークンホルダー限定の投票やスコア予想に参加する
ファントークンホルダーだけが参加できる投票やスコア予想は、Socios.comのメインコンテンツです。
投票は月間最優秀選手の選出や、来シーズンのアウェイユニのカラーを決めるものだったり、グッズのデザインを選ぶとかが結構多いです。
面白いなーと思うものもありますが、結局はアンケート的な機能で使われてることがほとんどなので、個人的にはもう少し投票機能を充実させて欲しいなと思ってます。
とはいえ、投票への参加やスコア予想をすることで、XPポイントというレベルアップに必要なポイントがもらえるので、トークンを手に入れたらかかさずに参加するようにしましょう。
FTO(Fan Token Offering)でファントークンを買ってみる
FTOとは、クラブが初めてファントークンが発行する際に、運営側から一定枚数のトークンを固定価格で販売する機会を指します。
発売価格はそのクラブの属する国によって異なりますが、EU圏内のクラブなら一律1トークン=€2、プレミアのクラブだと1トークン=£2で販売されます。
流れとしてはFTOが終了して数週間するとトークンが上場し、ユーザー間で売買できるようになると、取引によって価値が変動していくといったシステムです。
FTOは初回限定のため、人気クラブだと速攻売り切れてしまうことも多く、もしタイミングよくFTOが行われていたらぜひ挑戦してみましょう。
以前にナポリがFTOをやったときは数秒で完売してしまい、僕も狙ってたのに買うことができませんでした‥。人気チケット並みの争奪戦です(笑)
それもあってか、ここ最近だと1人5枚までといった少なめの上限が設定されているので比較的買いやすくなった気がします。
ちなみにもっと前は1人50枚まで買うことができたので、僕が初めてFTOでインテルのファントークンを€2×50枚=€100で買った時は、上場直後4倍の€400に跳ね上がり一気に4万円近くプラスにすることができました!
もちろん今€2以下のクラブも多くあるように、FTO時より価値が下がるリスクも十分ありますが、有名クラブだと上場してから高騰する可能性も秘めているのがファントークンの面白さだと思ってます。
無料のSSUトークンを集めてファン報酬をGETする
また、Socios.comではクラブのファントークンとは別に、トークンハントという単純なゲームで毎日獲得できたり、アプリ内の機能を使うごとに貯まるXPポイントを集めてレベルアップすると無料でもらえるSSUトークンというものがあります。
実はこのSSUトークンが優れ物で、最初の頃は何の使い道があるんだと思われてたのですが、最近になってファン報酬(Fan Rewards)として観戦チケットやNFT、サイン入りグッズと交換できるサービスが始まり、かなり注目を集めてます!
特にチケット引換については僕も非常に期待しています。NFTやサイン入りグッズは限定数人になるので大量のSSUが必要だったり、抽選やオークションとなることも多くて難しいのですが、チケットに関しては出品される数も多いですし、余程の人気カードでない限りすぐにはなくなりません。
ファン報酬は対象クラブのファントークンは保有するだけでOKで、賞品は一定数のSSUと引き換える形になります。つまり、チケットと交換するとSSUは消費しますが、ファントークンが取られることはありません。
僕もかなりSSUが貯まってきたのでアトレティコのサイン入りユニフォームと引き換えることができました。グリーズマンやモラタ、オブラク、コケなどレギュラーメンバーのサインが入っていて感激です…!
サイン入りユニフォームともなると10万SSUほど必要になりますが、超貴重なプレミアグッズが無料のトークンと引き換えできるのは本当にすごいです!
チケット引換に必要なトークンの枚数は?
ファン報酬を獲得するのに必要なSSUの引き替え枚数はリバースオークションで落札する仕様で、一定枚数まで下がるとストップします。
複数枚購入する場合は、例えば一般チケット2枚=2000SSUと引換となり、チケット枚数分のSSUが必要です。
「チケットを手にいれるだけのSSUって簡単に貯まるの?」と思うかもしれませんが、そこまで難しい数ではありません。僕もチケット交換サービスが始まってから本気で集めてみたところ、3ヵ月くらいで1万SSU貯めることができました。SSUは無料で集められる反面、お金で買うことができないという点もある意味魅力かなと思ってます。
XPポイントを集めてレベルアップすればSSUは自ずと貯まっていきますが、少しコツがいるのでSSUの貯め方はまた別の機会にブログで紹介したいと思います!
ファン報酬はどんな試合のチケットがもらえるのか?
初期の頃は出てくるチケットの数もあまり種類がなかったのですが、最近はSocios.comと提携するほとんどのクラブがファン報酬として一般チケットやVIPチケットを出しています。
上の画像はあるときの一例で、多くのビッグクラブのチケットが引換リストに出ていることが分かります。
VIPチケットというと食事やグッズが付いて良い席を用意してくれるので数万円するのが当たり前です。それをファントークン持ってるだけで無料のSSUと引き換えてくれるなんて信じられません…。例えるとマイルを使ってビジネスクラスの特典航空券に交換できてしまうようなお得感があります。
過去にはインテルからミラノダービーのVIPチケットも出してましたし、シティは結構積極的でマンチェスター・ダービーの一般チケットも対象になってました。
もしシティのユナイテッド戦のチケットを普通に買おうとすると、メンバー限定で過去に3試合以上エティハドで観戦したサポーターしか買う権利がないため、かなり貴重なプラチナチケットなんです。これだけでもファントークンを持っている価値があると言えますね。
他にも、PSGからはCLレアル戦のチケットも出たそうですが、安くても数万円するチケットが1000SSUで交換できたため一瞬で売り切れてしまったそうです。
正直こんなに少ないSSUで交換できるのは今だけかもしれないので、いつかVIP席で観戦したいという方は早めにSSUを貯めておくことをオススメします!
僕自身も実際に2022年のPSG来日時のガンバ戦のカテ1のチケットやオリンピコでローマvsミランの試合をVIP席をファン報酬で観戦することができました!数万円はくだらないVIPチケットが無料でもらえるなんて凄いですよね…!
またいつかヨーロッパにサッカー観戦に行く時はファン報酬を使ってVIP席で現地観戦したいと思ってます!
まとめ
今回は、ファントークンを発行するSocios.comについて、アプリの使い方やファントークンの魅力を紹介しました。
ファントークンのメリット・デメリットまとめると、以下のようになります。
- メリット
- 1トークン数百円で、クレカで買える
- トークンの価値が上がれば利益が出る
- トークンホルダー限定の投票に参加できる
- ファン報酬としてSSUとチケット引換可能
- デメリット
- 投票の内容が魅力的なものが少ない
- 価格変動のリスクがある
- 現金化するには海外の仮想通貨取引所を経由する必要がある
ファントークンはクレジットカードさえあれば100円程度からでも気軽に投資することができ、アプリ内で無料で獲得できるSSUを集めれば夢のVIPチケットを手に入れることも可能です!!
個人的にはファントークンは投資目的で利益を出すというよりも保有することに意味があると思っているので、Socios.comのアプリ内の投票に参加したり、ファン報酬を狙って楽しむと良いと思います。
Socios.comのキャッチフレーズは「Be more than fan(ファン以上の存在になろう)」。
皆さんもファントークンを手に入れて、新しい応援の形を体験してみてください!
アプリのインストールはこちら↓
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