ワールドカップに引き続きカタールのドーハで開催されるAFCアジアカップ2023。大会は2024年1月〜2月にかけて行われます!
5月11日には組み合わせ抽選会も行われ、我らが日本代表の対戦相手・試合日程・キックオフ時間も決定しました。
僕もカタールW杯を現地観戦しましたが、ドーハでの滞在は想像以上に快適だったので都合が合えばまたアジアカップで訪れたいなと考えています。
そこで今回は、アジアカップ2023のチケット購入方法を中心に試合日程・スタジアム・放送予定といった大会情報から、現地観戦に役立つ情報をまとめていきます!
AFCアジアカップ2023のチケット販売について
アジアカップのチケット販売は2023年10月10日(火)から第1次販売が行われています。
- 大会公式サイト:https://asiancup2023.qa/en
価格は25QR(約1000円)からで、TSTのような特定のチームの試合がセットになったパッケージなども販売されています。
追記
日本時間10/10(火)22:30頃にアジアカップのチケット販売がスタートしました。
サイトに入るまでに30分以上列に並ぶほど混雑していて、決勝戦を中心に多くの試合がすぐに売り切れてしまいました。
しかし後日の発表では初回販売はたったの15万枚しか割り当てられておらず、今回のスタジアムのキャパシティを考えると10%くらいにしか販売されていなかったようです。
今後は3段階ほどに販売機会が訪れる予定のようなので、余裕で買えるタイミングがどこかであるんじゃないかと思います。
ちなみに初回販売では、座席位置はカゴに入れて支払い画面に進むと確認することができ、なぜかカタールの試合だけは座席マップから指定できるようになっていました。次の販売機会では他の試合も座席選択できるようになってることを期待したいです。
今回チケット販売の発表は遅かったものの、アジアカップはワールドカップのような欧州や南米のような世界中からサッカーファンが集まる大会とは違い、過去大会だとチケットが売り切れるということは基本なかったと思います。僕の友人も2019年のUAE大会決勝を観に行ってましたが大会直前でも買えたそうです。
アジアカップはチケット代も安くて、前回はグループステージの一番安い席は約750円、決勝戦の一番高い席でも約9,000円でした。
チケット販売スケジュール
- 第1次販売(先着):10/10(火)日本時間22:00〜
- 第2次販売(先着):11/20(月)日本時間22:00〜
- 第3次販売(先着):12/20(水)日本時間22:00〜
チケット販売は複数段階に分けて販売されるとのことで、第3次販売は12/20(水)に発売されます。
これまでの販売枚数を見るとまだ3割くらいしか売り出されていなそうなので、まだまだチケットを手に入れるチャンスはあるはずです。
ただ、サーバーが弱いからか発売日はチケットページに入るまでに30分〜1時間は待たされたので、時間に余裕を持ってスタンバイしておくようにしましょう。
チケット価格
事前に公開されたチケット価格は以下の通り。(表記通貨はQR:カタール・リヤル)
カテ1 | カテ2 | カテ3 | |
---|---|---|---|
開幕戦 | 250 | 100 | 30 |
グループステージ/ラウンド16 | 60 | 40 | 25 |
準々決勝/準決勝 | 100 | 60 | 30 |
決勝 | 250 | 100 | 30 |
2023年10月現在だと1QR=約40円なので、一番安いグループステージとラウンド16のカテ3のチケットだと約1000円から買えますし、決勝ですら約1,200円〜1万円で購入できます。
やはりワールドカップのような世界大会と比べればかなりリーズナブルですね。
チケット形式はモバイルチケット
カタールW杯と同様にアジアカップでもモバイルチケットが導入されます。物理的な記念チケットは今のところ販売予定はなさそうです。
行けなくなった場合も公式リセールもあり
また、ワールドカップと同様に公式リセールもあり、1月8日から購入済みチケットをリセールに出品できるようになりました。
リセールしたい場合は、チケットサイトの「My Order」から対象のチケットを選択すれば出品することができます。
リセールがあればもし完売してしまった場合も試合直前に復活する可能性もありそうです。
AFCアジアカップ2023の大会情報
ではここで、アジアカップ2023の試合会場/大会スケジュール/組み合わせといった大会情報について確認しておきましょう。
スタジアム
アジアカップに使用されるのはドーハの以下の9つのスタジアム。
- ルサイル・スタジアム(88,000人収容)
- アル・ベイト・スタジアム(68,895人収容)
- アル・トゥマーマ・スタジアム(44,000人収容)
- エデュケーション・シティ・スタジアム(44,667人収容)
- ハリーファ国際スタジアム(45,857人収容)
- アフメド・ビン=アリー・スタジアム(45,032人収容)
- アル・ジャヌーブ・スタジアム(44,325人収容)
- ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム(13,030人収容)
- アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム(10,000人収容)
開幕戦と決勝戦はカタールW杯と同じくルサイル・スタジアムで行われます。
当初の発表では会場リストに入っておらず今回は使用されないと思われていましたが、後日アル・ベイト・スタジアムからルサイル・スタジアムに変更されることが発表されました。
アジアカップではW杯後に取り壊されたコンテナ製のスタジアム974を除くカタールW杯でも使用された7会場に加えて、1万人規模の2つのスタジアムが採用されました。ドーハ市内にまだサッカースタジアムが二つもあったとは驚きです。
カタールといえば他にもドーハの悲劇の舞台にもなったアル・アリ・スタジアムもあると思いますが、今はもう主要大会では使われてないみたいですね。
グループステージ組み合わせ
5/11(木)にドーハで行われた組み合わせ抽選会の結果、グループステージの組み合わせは以下のようになりました。
日本はグループDに入り、インドネシア・イラク・ベトナムと同じ組に入っています。
イラクはポット2で最上位の手強い相手ですし、トルシエ監督率いるベトナムは前回大会ベスト4と躍進して日本も準決勝で対戦していて近年成長している国だと思います。グループステージは着実に突破して欲しいですが簡単な相手というわけではなさそうですね。
グループステージでは各組の上位2カ国と各組3位のうち成績上位4カ国の計16カ国が決勝トーナメントに進出します。
日本代表の試合日程・キックオフ時間
大会スケジュールも発表され、日本代表の試合日程・会場は以下のようになりました。(キックオフ時間は全て現地時間)
グループステージ
- 第1節(vsベトナム):1/14(日)14:30@アル・トゥマーマ・スタジアム
- 第2節(vsイラク):1/19(金)14:30@エデュケーション・シティ・スタジアム
- 第3節(vsインドネシア):1/24(水)14:30@アフメド・ビン=アリー
決勝トーナメント
決勝トーナメントはグループステージの順位によって以下の日程となります。(※3位通過の場合は省略)
グループステージ首位通過の場合
- ラウンド16:1/29(月)14:30@ハリーファ国際スタジアム
- 準々決勝:2/2(金)14:30@アフメド・ビン=アリー・スタジアム
- 準決勝:2/6(火)18:00@アフメド・ビン=アリー・スタジアム
- 決勝:2/10(土)18:00@ルサイル・スタジアム
グループステージ2位通過の場合
- ラウンド16:1/31(水)14:30@アル・トゥマーマ・スタジアム
- 準々決勝:2/3(土)14:30@アル・ジャヌーブ・スタジアム
- 準決勝:2/7(水)18:00@アル・トゥマーマ・スタジアム
- 決勝:2/10(土)18:00@ルサイル・スタジアム
ご覧になると分かるように、日本代表の試合のキックオフ時間はグループステージ〜準々決勝まで全て現地14:30となっています。
日本時間だと20:30で見やすい時間なっていてありがたいですね、これも電○の力なのでしょうか(笑)
会場に関しては日本代表はどのスタジアムもW杯で使用した4万人収容規模の会場で試合をおこないます。
さらにW杯でドイツとスペインを下した縁起の良いハリーファ国際スタジアムも、GS首位通過すればラウンド16で戦うことができます。ただ一方でコスタリカ戦と同じアフメド・ビン=アリーで準々決勝、準決勝を行うことになります…。
アジアカップの放送予定は?DAZNで全試合、地上波テレビ朝日で一部日本戦を生中継!
アジアカップについてはDAZNがAFC主催大会の放映権を獲得しているため日本戦を含む全試合がDAZNでライブ中継されます。
地上波についてはテレビ朝日がサブライセンス契約という形で、日本戦のグループステージ1試合と準々決勝以降に日本が勝ち進んだ場合のみ中継を行います。
つまり、日本戦のグループステージ2試合とラウンド16はDAZN独占です。よって、日本代表の試合を全て観るにはDAZNの契約が必須になります。
DAZNに入っていないという方は、「DMM×DAZNホーダイ」なら通常月額料金より720円安くDAZNのコンテンツが観られるのでおすすめ。
DMM×DAZNホーダイの登録方法〜解約方法については以下記事で詳しく紹介しているので、興味のある方はぜひご覧になってください。
アジアカップ現地観戦情報
次に、W杯でカタールに実際に現地観戦した経験とその際にまとめた内容をもとに、航空券やホテルなど現地観戦旅行に役立つ情報を紹介したいと思います。
入国ビザ(Hayya Card)
カタールW杯のときは入国時にビザの役割となるHayyaカードが必要でしたが、現在だと日本人であれば観光ビザで入国することができます。
今回はスタジアム入場時にもHayya Cardは不要のようです。公式サイトで詳細について案内があれば確認しておこうと思います。
航空券
カタールまでの航空券について、有償の航空券とマイルで交換する特典航空券の手配を考えます。
有償航空券の場合
日本からドーハまでの直行便はカタール航空のみ運行。JALが2024年夏ダイヤからドーハ路線新規就航を発表しましたが、アジアカップの時点ではまだ開設していないので間に合わず。
カタール航空のドーハ直行便だとエコノミーであっても最低20万円以上は必要になりそうです。他航空会社との乗り継ぎ便であれば10万円〜18万円程度で見つかるかもしれません。
乗り継ぎ便だとアブダビ経由のエティハド航空か、とにかく安い便ならフィリピン航空になるかと思います。
特典航空券の場合
僕のようにマイルを貯めてる方なら、特典航空券で行こうと考えてる方もいらっしゃるでしょう。
カタール航空はJALマイルで特典航空券を発券することができるのですが、実は8月頃から急に一切日本路線の特典航空券を開放していないという状況が続いています…。
ちなみに私が調べた限りではJALマイルでカタール航空の特典航空券が解放されるタイミングは以下傾向となっていることが分かっています。
- エコノミー:249日前
- ビジネス:119日前
僕もビジネス開放のタイミングを待っていたら、それどころか特典航空券自体が出てこなくなったという状況に。これはアメリカン航空のサイトでもそうだったので間違い無いと思います。(ドーハ-東南アジアなどのカタール航空路線なら現在も発券可能。Aviosがあれば直行便もカタール航空Webサイトで発券はできそうですが、必要マイルも多いのであまりお得感はなさそうです。)
乗り継ぎ便の方を選択肢に入れると、JALマイルの場合だとクアラルンプール経由でマレーシア航空&カタール航空なら燃油サーチャージも無料で、空席も比較的見つかりそうでした。スリランカ航空でコロンボ経由もありますが、現在だと空席はほとんどなさそうでした。
ANAマイルを使う場合で調べてみると、エティハド航空が発券できて特典航空券の枠も多いのですが、必要マイル数がエコノミー7万マイル、ビジネス11万マイルと欧州路線よりも多いでし、燃油サーチャージも10万円程必要なのがネックなんですよね。
色々調べてる中でエティハド航空はマニラ発着だと燃油サーチャージがかからないという法則も見つけたりしたものの、移動時間を考えると正直得策とはいえず…。アメリカン航空のマイルなら燃油サーチャージが掛からないので、こういうときに他航空会社のマイルも貯めてる方は強いなあと改めて思います。
宿泊施設
カタールW杯のときは宿泊施設は大会側で抑えられていて専用サイトから購入するシステムでしたが、今のところアジアカップの期間中は一般的なOTAサイトから予約することができると思います。報道だとアジアカップでも大会運営側から現地観戦者向けのホテル予約のプラン提供などもあるようです。
大会が近づくとホテルも取りづらくなるかもしれないので、とりあえずキャンセル無料のホテルを押さえておくとよいでしょう。
公共交通機関
ドーハ市内は地下鉄や路線バスが走っていますし、Uberも比較的安く利用することができます。
カタールW杯のときの情報ではありますが、ドーハ市内の交通手段や各スタジアムへのアクセスなど以下記事が参考になると思います。
クレジットカード・現金
カタールではカード決済がかなり普及しており、試合会場はもちろんのことレストランやスーパーなどでもクレジットカードが使えます。僕がカタールW杯で訪れた時は現金しか使えないということは一度もありませんでした。
海外旅行用にクレジットカードを作りたいなら「エポスカード」がおすすめです。2023年10月から海外旅行保険が利用付帯に変更されてしまいましたが、他にもメリットはありますし、年会費も無料なので作っておいて損はないでしょう。
エポスカードについては以下記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
現金も持っていないと不安という方もエポスカードは海外キャッシングに便利で、ネットで簡単に繰り上げ返済できます。特にカタール・リヤルは両替所でのレートがめちゃくちゃ悪いのでキャッシングしないと手数料で大損してしまいます。
エポスカードでのキャッシング方法についても、上の記事で紹介しているので合わせてご覧ください。
SIMカード
カタールでインターネットを使う場合は以下の選択肢があります。
- OoredooやVodafoneの現地SIMカードやeSIMを購入
- ahamoの海外データ通信
- amazonで事前にSIMカードを購入
ahamoユーザーでないとSIMカードを入手する必要があります。日本からamazonで事前に買っておきたいという方は、国際SIMカード「AIS Fly2SIM」がおすすめです。
[itemlink post_id=”3222″]AIS Fly2SIMのすごいところは、日本でもソフトバンクのネットワーク回線に繋がるので、出発前に日本で設定して有効化することができます。値段も現地SIMとそこまで差は無いと思います。
ただし有効化すると使用期間がスタートしてしまうので、出発直前に設定するように気をつけましょう。
まとめ
今回はアジアカップ2023のチケット購入方法と、現地観戦するために押さえておきたい大会情報や観戦旅行計画に役立つ情報についてまとめました。
僕も実際に行くかどうかは航空券次第という感じになりそうですが、チャンスがあれば行きたいなと思っているので準備と計画だけは進めておこうと思います!
チケット販売情報については新たな情報が入り次第記事をアップデートしていく予定なので、興味ある方はブログやTwitterをぜひチェックしてください!
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