海外のカウントダウン人気スポットの一つとして有名な「ロンドン」
僕も2020年をロンドンで迎え、名物のカウントダウン花火を観に行ってきました!
日本では考えられないような花火の量と、目の前で打ち上げられる迫力は超圧巻!
そこで今回は、ロンドン年越しカウントダウン花火のチケット購入方法と、超絶景スポットで観る方法や当日の混雑具合を2019年の大晦日に行ってきた経験を元にお伝えします。
ロンドン年越しカウントダウン花火のチケット購入方法
チケットは「See Ticket」という販売サイトで購入します。
大晦日当日は会場周辺の道路が入場規制されるため、花火を間近で観るには観覧チケットの購入が必須です。
2020年のチケット販売については現時点で発表されていませんが、メールアドレスを登録しておけば発売日の情報を事前に連絡してくれます。2019年も発売日の2週間前に連絡メールが送られてきました。
発売開始すぐにチケットは売り切れてしまうので、必ずメールかサイト上で発売日と販売開始時間をチェックしておきましょう。
チケット料金は£10!
気になるチケット料金ですが、なんとたったの1枚£10(約1450円:2020年1月現在)です!
送料も無料で、このチケット代だけで日本まで配送してくれます。僕の場合は、11月末に購入したチケットが約2週間ほどで届きました。
仮に出発前にチケットを受け取れなかった場合でも、パスポートを持参すれば現地で受け取ることが可能です。
チケット発売日は9月末と11月末の2回
カウントダウンチケットは、例年9月末頃と11月末〜12月頃の2回に分けて販売されています。
ちなみに、2019年のカウントダウンチケットの発売日は
- 2019年9月27日
- 2019年11月28日
でした。
チケットの買いやすさについては、両方のチケット販売をチェックしてみたところ圧倒的に9月の第1回チケット販売の方が入手しやすかったです。
最人気のブルーエリアはすぐに完売してしまったようですが、それ以外のエリアなら数時間経った後でも買うことができました。
僕は9月時点で旅行に行くメンツが行けるかどうか確定していなかったので、9月の販売はスルーして11月の第2回販売で購入しました。チケットの購入には慣れているので無事に買うことができましたが、この時はほんの数分で全エリアのチケットが売り切れてしまいました。
最人気はブルーエリア!会場の観覧エリアについて
<What view will I get with a ticket? | London City Hallより引用>
上の画像のように、ロンドンのカウントダウン花火の会場は6ヵ所に分けられています。
- BLUE AREA(ブルーエリア)
- WHITE AREA(ホワイトエリア)
- RED AREA(レッドエリア)
- GREEN AREA(グリーンエリア)
- PINK AREA(ピンクエリア)
- ORANGE AREA(オレンジエリア)※Accessible Viewing Area
最も人気なのは花火が打ち上がるロンドンアイ目の前の「ブルーエリア」です。See Ticketのサイトのトップ画面にある写真もブルーエリアから撮影されたものですね。
数秒で完売してしまうほど人気ですが、僕は無事にこのエリアのチケットを人数分手に入れることができました。
また、オレンジエリアについては車椅子の方や高齢者など、混雑をなるべく避けて観に行きたい方のオプションとして設けられているそうです。一般の方は基本的にそれ以外のエリアを選べば良いでしょう。
当日の持ち物について
パンフレットには、当日の持ち物は以下のような最低限のものだけにするように推奨されています。
- チケット
- パスポート
- お金
- 小さめのバッグ
- 防寒具・暖かい服装
バッグについては、リュックやスーツケースの持ち込みは禁止と明記されています。流石にスーツケースで来る人はいないでしょうが、リュックで行かないように注意しましょう。
また、ガラス瓶やイスなどの持ち込みも禁止されています。
実際に行ってきた!超絶景ポイントで観る方法&当日の混雑具合は?
ではここからは、実際にロンドンのカウントダウン花火当日の様子を紹介していきます!
混雑具合や絶景スポットで観覧する方法などもお教えするので、ぜひ参考にしていただければと思います。
17:30頃:ビクトリア駅到着、パプで時間潰し
カウントダウン会場の入場時間は20時〜22時半。
指示されていたエントランス①はビクトリア駅からのルートだったので、地下鉄が混むことも考えて早めにビクトリア駅に到着しておくことにしました。
上のマップにあるように、同じブルーエリアでも入場口が2カ所設けられているため、必ずチケットに同封されている案内をチェックしておくようにしましょう。
まずは、カウントダウン前に一杯やるためにパブ探し。
ちなみに、僕らが入ったのは「Shakespear」(→地図)というブリティッシュパブ。
予約して無かったのですが、偶然空いたテーブルに飛び込みで座ることができました。口コミの数も多くて人気店のようでしたが、結構入れ替わりは激しかったのでタイミングがよければ意外と大晦日当日でも入れるようです。
定番のフィッシュアンドチップスも頂きました。イギリスだと一人じゃ食べきれないほど大きなサイズの店もありますが、ここはシェアするために頼んだラージサイズでも意外と小ぶりでした。
エミレーツ・スタジアムでも販売している「CAMDEN TOWN BREWERY」など、ビールの種類も結構豊富で非常に良い感じのお店でした。
19時過ぎ:お店を出て入場口へ
入場口まではビクトリア駅から15分以上掛かるので、19時半までには着くようにパブを出て会場に向かうことにしました。
開場予定時刻よりも前だったので、歩行者天国となっている道中はそれほど混んでおらずスムーズに進むことができました。
19時半:入場
入場口に着くと、既に荷物検査やチケットチェックは通れるようになっていて、一切列に並ぶことなく会場に入ることができました。
ネットで調べた情報だと混雑で入場するまでに1時間近く掛かるということだったので、想定していたよりもかなり楽に入ることができました。
中には仮設トイレも設置してあります。これから何時間も待つことになるので待機場所に行く前に済ませておくとよいでしょう。
20時〜カウントダウン前:待機
改修中のビッグベンを横目に、テムズ川の道路沿いを歩いてロンドンアイが目の前に見えそうな位置まで進みます。
すでに道路全面に2列くらいまでは並んでる人がいたので、おそらく19時には入れるようになっていたんじゃないでしょうか。
そして、ついに絶景スポットに到着しました!
ここまではスムーズに辿り着くことができましたが、ここからが辛抱です。年に一度のビッグイベントを見るために約4時間待機します。
立ちっぱなしの人がほとんどでしたが、僕の周りはアジア人を中心に団体で座り込んでる人が大勢いたので、僕らも座って待つことにしました。
意外とその日はそれほど寒くなくて、ちゃんと防寒対策をしていれば全然大丈夫な気温でした。
会場は音楽が流れていて、たまにDJが盛り上げたりもしてくれるので、暇ですが写真を撮ったりしながらなんとか待ち時間を過ごすことができました。
24時:いよいよカウントダウン!
待ちに待つこと4時間。ついにカウントダウンが始まります!
1分前になると、ロンドンアイの後ろにあるビルにカウントダウンの数字が写し出されます。
そして、遂に…。
本当に絶景でした!そして、新たな一年の始まりを告げるビッグベンの鐘が鳴り響きます。
日本では考えられないくらいの量の花火が目の前で打ち上がるので、音も迫力も桁違い。まるで上空から花火が降ってくるようでした…!実際に灰がこちらの方まで飛んできてしまうほど。
本当に花火の量が凄過ぎて、最後の方は目の前が煙で観覧車がどこにあるか見えなくなってしまいました(笑)
ちなみに、たったの10分間で1万2千発もの花火が打ち上げられるそうです。日本だったら大規模な花火大会で1時間近くかけて打ち上げる量ですよね…本当にすごい。
Twitterの方に動画も上げてるので、よかったらご覧になってください。
ロンドンの年越しカウントダウン花火???
メイン会場の最人気ブルーエリアでロンドン・アイ真正面から観たら迫力半端なかった…!#LondonNYE #happynewyear2020 pic.twitter.com/zezQErsXOB
— FootyTix – 海外サッカーチケット攻略ブログ (@FootyTix_by_GM) 2020年1月1日
帰り道の混雑具合は?
帰り道もカウントダウンが終わってすぐに会場を出れば、比較的スムーズに抜けられます。
ロンドンは大晦日の23:45〜翌4:30までは地下鉄が無料で運行しているので、僕たちは地下鉄に乗って帰ることにしました。
しかし、ここで最後の試練が…。周辺の駅は封鎖されており最も近いGreen Park駅も大行列で入れず。結局もう一駅分先まで歩いて、そこから地下鉄に乗って帰りました。
ホテルが近ければ楽ですが、さすがに大晦日当日に歩いて帰れるホテルを探そうとすると結構値段は掛かってしまうと思います。
僕は地下鉄で20分ほどのエリアにある「プレミアイン」のホテルを、半年ほど前に抑えておいて1部屋1泊£50という超破格で泊まることができました。今年の年末を今調べると安くても£70ほどしましたが、タイミングによってはもう少し安くなったホテルが見つかるかもしれません。
「プレミアイン」は12カ月前から予約でき、物価の高いロンドンでもリーズナブルに清潔なホテルに泊まれるので非常におすすめです。詳しくはこちらの記事にまとめています。
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まとめ
今回は、ロンドンで行われる年越しカウントダウン花火のチケット購入方法と、当日の混雑具合などをお伝えしました。
チケットの購入機会は9月末と11月末の2回。9月の方が争奪戦も緩いので、1回目のチケット販売に挑戦すると良いでしょう。
観覧エリアは複数ありますが、絶景スポットであるロンドンアイの目の前で見るためにも「ブルーエリア」のチケットを狙ってみてください。
大晦日当日は混雑を避けるためにも19時台には会場に入ることをおすすめします。当然早めに入れば見やすいスポットを確保することも可能です。
長時間待機したり、離れた地下鉄の駅まで歩くのは結構苦労しましたが、ロンドンのド迫力の花火を見て新年を迎えるという、一生自慢できそうな最高の瞬間を味わうことができました!
ちなみに今回の旅行で観戦したプレミアリーグ8試合の観戦記や実際に掛かった旅費については下の記事にまとめています。興味のある方は是非読んでみてください↓
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