【2020年6月開幕】EURO2020のチケット販売について調べてみた!大会日程や開催地についても徹底解説!

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注意

EURO2020はCOVID-19感染拡大の影響で、来年2021年6月11日〜7月11日に延期されることが発表されました。

現時点では既に購入されたチケットは来年大会でも有効

もし来年参加できない場合には全額返金されます。払い戻し手続きについては2020年5月中にUEFA公式サイト及び購入者へのメールによって通知される予定です。

4年に一度のヨーロッパNo.1の代表チームを決める大会「欧州大陸選手権EURO(ユーロ)」が2020年に開催されます。

近年のワールドカップではヨーロッパ勢が4大会連続優勝していることからも分かりますが、欧州代表チーム同士が対決する試合のレベルの高さはワールドカップと同等あるいはそれ以上とも言える大会です。

去年は自分もワールドカップを現地で観戦することができたので、来年はEUROの現地観戦に挑戦してみたいと思っています!!!

そこで今回は、12の国と地域で共同開催となった今回のユーロにおける日程や開催地などの基本情報から、実際に申し込んでみたチケット購入手順まで分かりやすく解説していきます。

UEFA EURO2020について

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「UEFA EURO」はUEFA主催のヨーロッパの代表チームで争われる欧州大陸選手権です。

ワールドカップと同様、四年に一度行われる大会で、前回の2016年フランス大会ではポルトガルが初優勝を達成しました。

ポルトガルの絶対的エースであるCロナウドが前半で負傷退場したにも関わらず、開催国フランスを破った決勝戦の衝撃は今でも記憶に残っています。

グループステージ組み合わせ抽選会は、ユーロ予選終了後の2019年11月30日に行われます。

では、チケット情報について説明する前に、観戦する試合を選ぶ際に絶対に必要な情報である開催地や日程などのEURO2020大会概要をまとめておきます。

EURO2020の開催国・会場について

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欧州12都市で共同開催されることになった今回のEURO。

会場となっている12の都市、スタジアム一覧は以下の通り。

  • アムステルダム(オランダ)
    – ヨハン・クライフ・アレナ
  • バクー(アゼルバイジャン)
    – バクー・オリンピック・スタジアム
  • ビルバオ(スペイン)
    – エスダディオ・サン・マメス
  • ブカレスト(ルーマニア)
    – ナショナル・アリーナ・ブカレスト
  • ブダペスト(ハンガリー)
    – プスカシュ・フェレンツ・スタジアム
  • コペンハーゲン(デンマーク)
    – パルケン・スタジアム
  • ダブリン(アイルランド)
    – ダブリン・アリーナ
  • グラスゴー(スコットランド)
    – ハムデン・パーク
  • ロンドン(イングランド)
    – ウェンブリー・スタジアム
  • ミュンヘン(ドイツ)
    – フースバル・アレーナ・ミュンヘン
  • ローマ(イタリア)
    – スタディオ・オリンピコ
  • サンクトペテルブルク(ロシア)
    – サンクトペテルブルク・スタジアム

開幕戦はイタリアの首都ローマで開催。

決勝と準決勝の全3試合は、聖地ウェンブリーで開催されます。

ちなみに、今大会は開催国が多いため開催国枠は設けられていません。

ヨーロッパ全土で試合が行われるので、選手たちもそうですが短期間で複数試合を観戦しようと思うと移動が相当大変そうです…。北欧地域やアクセスの悪い東ヨーロッパも結構多く含まれていますね。

また、なるべく選手たちの移動を少なくするため、グループステージにおける6つの各グループ内の試合は、それぞれのグループに割り振られた2都市間で行います。

グループ別に振り分けられた開催都市のペアの組み合わせは以下の通り。

  • グループA:ローマ&バクー
  • グループB:サンクトペテルブルク&コペンハーゲン
  • グループC:アムステルダム&ブカレスト
  • グループD:ロンドン&グラスゴー
  • グループE:ビルバオ&ダブリン
  • グループF:ミュンヘン&ブダペスト

そして、開催国のうちEURO本大会に出場している国は、グループステージを自国で最低2試合行うことができます。

例えば、ローマを開催地とするイタリア代表がユーロ本戦出場を決定させた場合、必ずグループAに入るということになります。

大会スケジュール

ユーロ2020の大会スケジュールは以下の通り。

  • グループステージ
    6/12(金)〜6/24(水)
  • ラウンド16
    6/27(土)〜6/30(火)
  • 準々決勝
    7/3(金)〜7/4(土)
  • 準決勝
    7/7(火)〜7/8(水)
  • 決勝
    7/12(土)

大会期間はちょうど1ヶ月間。

ちなみに、同年にアルゼンチン・コロンビアで共同開催されるコパ・アメリカ2020も全く同じ6/12〜7/12の期間に開催されます。

今後はユーロとコパが同年開催としていくらしいですが、視聴者からすると一つだけでも寝不足でしんどいのに2大会同時なんて無理だろって感じですよね。(笑)

ユーロのチケット販売について

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それでは、本題であるユーロ2020のチケット販売方式についてまとめていきます。

2019年6月12日から開始された抽選販売の詳細は以下の通り。

  • チケット販売ページ: https://www.uefa.com/uefaeuro-2020/ticketing/
  • 抽選申込期間:6/12(水)21:00〜7/12(日)21:00
  • 結果発表日:8月中旬までに連絡
  • 決済方法:VISA/Master Cardのクレジットカード、またはAlipay
  • 配送:2020年5月頃に郵送(配送料無料)

受付期間中であれば、いつでも申込内容の変更・キャンセルは可能です。

公式サイトによると、約300万枚のユーロのチケットのうち、およそ80%分が公式サイトでサポーター向けに販売されるようです。

そして今回の抽選販売では、約120万枚(つまり販売予定枚数のおよそ半数)のチケットが販売されます。残りのチケットは、出場国サポーター向けの販売や最終販売で売り出されるものと思われます。

座席マップ

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チケットの値段について説明する前に、スタジアムの席割りについて確認しておきましょう。

席割りは全ての会場において共通しており、カテゴリーは3つに分けられていて

  • カテ1:メイン&バックスタンド
  • カテ2:コーナー
  • カテ3:ゴール裏

となっています。

チケット価格

では多くの方が気になるであろうチケットの値段について。

12都市にまたがって開催されるユーロ2020では、ラウンドが同じでも一部の会場(バクー、ブカレスト、ブタペスト)では値段設定が異なります。

まず、欧州主要都市9都市(アムステルダム、ビルバオ、コペンハーゲン、ダブリン、グラスゴー、ロンドン、ミュンヘン、ローマ、サンクトペテルブルク)で行われる試合のチケットの値段は以下の通り。

  • グループステージ&ラウンド16
    • カテゴリー3:50€
    • カテゴリー2:125€
    • カテゴリー1:185€
  • 開幕戦&準々決勝
    • カテゴリー3:75€
    • カテゴリー2:145€
    • カテゴリー1:225€
  • 準決勝
    • Fans First:85€
    • カテゴリー3:195€
    • カテゴリー2:345€
    • カテゴリー1:595€
  • 決勝
    • Fans First:95€
    • カテゴリー3:295€
    • カテゴリー2:595€
    • カテゴリー1:945€

バクー、ブタペスト、ブカレストで行われる試合は、グループステージ、ラウンド16、準々決勝の全ての試合が以下の値段で販売されます。

  • カテゴリー3:30€
  • カテゴリー2:75€
  • カテゴリー1:125€

グループステージとラウンド16が同じ値段で販売されるというのはちょっと意外でした。

チケットの値段はワールドカップのときより少し安いかなというくらいですが、準々決勝までなら1万円以下でもチケットは買えるのでまあまあリーズナブルな感じはします。

補足:Fans Firstチケットについて

ここで、ロンドンで行われる準決勝と決勝にのみ設けられている「Fans First」チケットについて補足しておきます。

公式サイトによると、チケットの値段以外はゴール裏であるカテゴリー3のチケットと全く同じものだそうです。

Fans Firstチケットは3試合で合計4万枚用意されていますが、カテゴリー3のチケットよりも倍率が高くなるため、当選確率は低くても安くチケットを買いたい場合の選択肢として設けられているようです。

これは今大会のチケット販売でUEFAが掲げている「Fans Firstプログラム」の一環であり、100ユーロ以下という安価な値段でも決勝・準決勝のチケットが手に入るチャンスがあるというわけです。

他にも全チケットの82%分が一般観戦客に販売される点や、抽選販売で外れてしまったファン限定に未払い分のチケットを優先的に購入できる期間を設けるなどといった施策があるとのことです。

今後の販売スケジュール

現在のところ、6月12日〜7月12日までの抽選販売以降の販売詳細は公開されていません

2019/8/11:追記

抽選販売の結果が発表され、次回のチケット購入機会についての詳細が発表されました。

First tickets for UEFA EURO 2020 allocated to fans – UEFA EURO 2020 – News – UEFA.com【UEFA公式サイトより】

今月下旬(少なくとも支払い期限である8月18日以降)に、抽選販売の落選者向けに今回未決済であった分のチケット販売を行うと発表されています。こちらは先着販売で、Fans Firstプログラムとして抽選販売の落選者向けに優先的に販売開始の連絡があるとのことです。

幸か不幸か自分が申し込んだチケットも全て外れていたので、このタイミングで手に入れられればと考えています!

抽選販売の申し込みの際に支払い情報を入力する必要はなかったので、高倍率でしたがある程度のチケットが流れるのではないかと予想しています。UEFAからのメールでは決勝さえもチケットを手に入れるチャンスがあると書かれていたので、期待して次回の販売に備えようと思います。

(2019/8/23:追記)無事に再販売でチケットを手に入れることができました!

前回のフランス大会では開幕数ヶ月前から公式リセールと最終販売があったので、今回も最終販売でキャンセル分のチケットを買うチャンスがあると思います。

ちなみに、前回フランス大会のときは自分もWOWOWで試合を観ながら、いつかユーロを観に行くときのために最終販売の売れ行きを一応チェックしていました。

当時の記憶では、どの試合も開催日が近づけば公式リセールにチケットが流れるという感じで、準決勝のフランス対ドイツ戦でもチケットをカゴに入れることができました。

買えてもカテ2だと300ユーロ以上するしパリまでの航空券代を考えたら行ける訳ないと、当然のように諦めてしまいましたが(笑)

もしユーロを観戦に行くなら、抽選販売で少なくとも1試合分はチケットを手に入れて、外れた試合は最終販売かリセールで狙うという流れになりそうです。

追記:次のチャンスは12月初旬?

今後はグループステージ組み合わせ抽選会後の今年12月に出場国サポーター向けにチケット販売があり、予選プレーオフが終わり24チームが全て揃った後の2020年4月に最終販売が開始される予定となっています。

12月の出場国サポーター向け販売は出場国各サッカー協会がチケットの販売を行い、居住地などの条件を満たす必要があるので日本から申し込むことはできません。一方で、UEFA公式サイトには一般サポーター向けにも12月初旬にチケット申込受付が行われると書かれています。

12月のチケット販売詳細はまだ一切発表されていませんが、おそらく11月のユーロ予選終了後になれば公開されると思うので、公式サイトとUEFAからのメールを見逃さないようにしましょう。

(2019/12/ 4:追記)第2回のチケット販売概要が発表!

12月4日〜18日に第2次販売が行われます。今回はEURO出場国サポーター向け販売と同時に一般向け販売も行われる予定です!

詳しくはこちらの記事をご覧になってください。

実際にチケットを申し込んでみた!ユーロ2020のチケット購入手順

それでは実際にユーロ2020のチケットを申し込んでみましょう。

購入ページが非常に丁寧で分かりやすいので、英語がある程度読める方には問題ないと思いますが、念の為チケットの購入手順を説明します。

まずは、UEFA EURO2020チケット販売サイトあるいは以下のリンクからチケット申込ページにアクセスします。

【Welcome to the Official UEFA Ticket Portal】

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UEFAのアカウントを作成してログインすると、下の画像のようにSTEP2のチケット選択画面に進めます。

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まずは申し込みたい試合を選択します。

試合数が多いので、ウィンドウ上部にあるFILTERSで開催地や日付で絞りこむと見つけやすいです。

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試合を選んだら座席のカテゴリーと購入枚数(4枚まで)を選択します。

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上の画像に“VERY STRONG DEMAND”と書かれていますが、これは超高需要つまり現時点での申し込み枚数が多く人気であるということです。

トップページでも各チケットの人気状況は確認できるので、締め切り直前にもう一度確認してみると良いでしょう。

6月26日時点では、決勝トーナメントや一部都市のグループステージの試合を中心に、最安であるカテゴリー3のチケットが非常に高倍率となっているようです。

続いて、他にチケットを追加したければ“ADD MORE TICKETS”、全て選択完了の場合は“FINALISE MY APPLICATION”を押します。

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最後にカテゴリー変更可かどうかの選択と、規約の同意にチェックすれば申し込み完了です!

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一度申し込んだ後も、7月12日まではアカウントページからいつでも申込内容を変更、またはキャンセルすることが可能です。

チケットを申し込む段階では、クレジットカード情報などの支払い情報を登録する必要は特にありませんでした。

抽選結果は8月中旬までにメールやアカウント上で通知され、支払いは当選後に指示される期限までに行う必要があります。

東京オリンピックのチケットと同様、購入する場合は当選した全てのチケットを購入しなければなりません。当選した試合の中から一部のチケットだけを選んで買うということはできないので注意しましょう。

もちろん期限までに支払いを行わなかった場合は、自動的に当選が無効となるのでキャンセルすることも可能です。

実際にどの試合のチケットを申し込むか考えてみた!

僕もEUROを観戦する予定なので、実際にチケットを申し込んでみました。

あとで変更するかもしれませんが、とりあえず僕が申し込んでみたチケットはこちらです!

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ラウンド16の2試合(ブダペスト、コペンハーゲン)とサンクトペテルブルクでの準々決勝、あと運試しで決勝のFans Firstチケットも申し込んでみました。

せっかく欧州全土での開催ということで、これまでに行った事のない国を観光しながらEUROを楽しみたいなと思い、このようなチケットを選んでみました。ロンドンやミュンヘンよりは人口も少ないのでチケットも当たりやすいかもしれませんしね。

ブダペスト-コペンハーゲン-サンクトペテルブルク間は、ANAの提携航空会社特典航空券とLCCを使えばなんとか移動できそうです。

鉄道のみで気軽に移動できる方法があるとすると、ロンドンを拠点にグラスゴーまたはアムステルダムで観戦するプランが考えられそう。

ロンドンからアムステルダムまではユーロスターで4時間程度、グラスゴーは少し遠いですが寝台列車カレドニアン・スリーパーに乗って移動すると良いと思います。

イギリスの寝台列車は一度だけ利用したことがありますが、非日常的な特別な気分を味わえるのでオススメです。

まとめ

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今回はEURO2020のチケット販売詳細と、実際に申し込んでみた際の手順について紹介しました。

自分自身ユーロを観戦したことはないので未知の世界ではありますが、公式サイトがかなり分かりやすくなっているので意外と簡単に申し込むことができました。

ただ、12都市で開催される今回のユーロは現地観戦しようと思うと移動がかなり大変になるので、観戦する試合を選ぶのが非常に難しかったです。準決勝や決勝なら全てロンドンで開催されるので楽ですけど、全部のチケットを買おうとしたらとんでもない値段になりそう(笑)

EURO本大会の組み合わせ抽選会は2019年11月30日。試合日程もこの日に決定されるので、現地観戦される予定の方はどのようなグループが生まれるのか注目しておきましょう!

追記

EURO2020のグループステージ組み合わせ・試合日程については以下の記事で↓

EURO2020現地観戦情報については、またブログにまとめる予定ですのでお楽しみに!