先日、国際学会へ参加するために南スイスの「ルガーノ」へ行ってきました!
イタリアとの国境に位置するイタリア語圏のこの街は、夏場はリゾート地としても有名です。
3日間という短い滞在でしたが、それほど大きな街でもないので、学会の合間だけでも十分観光を楽しむことができました。今回は、旅の感想を書きながらルガーノの街の魅力をお伝えしたいと思います!
ルガーノへのアクセス
ルガーノはイタリアとの国境近くにある街で、スイスですが最寄りの空港はミラノのマルペンサ空港です。
マルペンサ空港からバスで1時間ほどで行くことができます。
到着ロビーを出て、4番出口に向かうとルガーノ行きのバス乗り場があります。
ルガーノ行きのバスを運行しているバス会社は3社あるようですが、僕は「Jet Bus」というバス会社を利用しました。片道25ユーロor25スイスフランです。
ただここで少しトラブルが。料金は運転手に直接支払うのですが、なぜかカードを使わせてもらえず現金で支払わなければなりませんでした。
しかも近くのATMの調子が悪くて現金が引き出せず、置いていかれそうになってしまいました。笑
同期が貸してくれたのでなんとかなりましたが、次のバスまで危うく1時間も待つ羽目になるとこでした。
イタリアの空気漂う湖畔の街、ルガーノを観光!
1時間ほどバスに揺られて、あっという間に南スイスのルガーノに到着しました!国境を超えるときにパスポートチェックとかあるかな?と思いましたが、特に何もなく走り抜けて行きました。笑
そいえばスイスってEUには加盟してないけど、シェンゲン協定には入ってたんでしたね。
バスが止まったルガーノ駅から街へは急で長い坂を下って行きます。リゾート地だけあって街並みはやっぱり綺麗です!
この日は学会前日で一日フリーだったので、午後から電車でルツェルンへ観光しに行き、翌日からルガーノの街を回ることにしました。
ガンドリア
翌朝、ルガーノ湖の周りを散歩しました。街並みは美しくて気温もちょうどよく、歩いているだけで楽しくなります。
午前中は時間があったのでフェリーに乗ってガンドリアという村に行くことにしました。
フェリーから振り返って見える景色も綺麗で、思わず何枚も写真を撮ってしまいました!40分ほど乗るとガンドリアに到着です。
ただ、特にこれといった見所はあまりなくて、細い路地を散歩するくらいしかやることがありませんでした。また、午前中は観光客も少なくて閑散としています。
しかも、帰りのフェリーの本数が少なくて結構待たされたので、往復のチケットは買わずに帰りはバスで帰ればよかったなと少し後悔しました。
スタディオ・コルナレド
ルガーノに戻り午後は学会に出席しました。そして夕方になってから懇親会まで時間があったので、ある場所に向かうことにしました。
それは、FCルガーノの本拠地、「スタディオ・コルナレド」です!
市内からのアクセスもよく、市バスで10分ぐらいで行くことができます。
実はこのスタジアム、日本代表がロシアW杯前にスイスとの親善試合で使用していたスタジアムなんです。
ちなみに、ここスタディオ・コルナレドをホームスタジアムとする「FCルガーノ」は、スイスリーグ1部に所属しており、2017-18シーズンにはヨーロッパリーグにも出場していました。また、昨シーズン浦和でプレーしていたラファエル・シウバが、前所属の新潟に移籍してくる前にプレーしていたクラブでもあります。
6千人くらいしか収容できないほどの小さめのスタジアムで、1部リーグの試合で使用されているのに、普通にスタンドやピッチに自由に入ることができました。
ミラノに近いこともあってか、インテルやミランと親善試合をした時の写真も飾られていたりしました。
サン・サルヴァトーレ山
最終日、自分の研究発表が午前中にあり、かなり緊張しましたがなんとか無事にやりきることができました。
そして、最後の観光としてルガーノの街を一望できるという「サン・サルヴァトーレ山」に登ることにしました。
サン・サルヴァトーレ山は標高912mほどで、ケーブルカーで登ることができます。ケーブルカーの駅もなんだかおしゃれですよね!
そして、山の頂上にあるテラスまで行くとそこには絶景が待っています!
さらに、テラスにある教会を登ると下の写真のようなルガーノの街並みと湖を見渡すことができました。
帰りのケーブルカーが来るまで時間があったので、頂上にあるレストランで一杯やることにしました。
いただいたのは「パナシェ」というビールとレモネードのカクテル!美しい景色を見ながら飲むお酒は格別でした…!
まとめ
行くまではあまり聞き馴染みのない街でしたが、リゾート地だけあって街並みは美しく、ゆったりとした時間が流れる素晴らしい街でした。
ルガーノはミラノ市内からも十分日帰りで行くことができるので、ミラノ旅行のついでにスイスの雰囲気を味わえておすすめです!