スペインでの長距離移動にはスペインの高速列車「AVE」を利用するのが非常に便利です。サッカー観戦がメインだと都市間を移動することもあるでしょうし、AVEならマドリード – バルセロナ間も約2時間半ほどで移動できてしまいます。
AVEのチケットはスペイン鉄道(Renfe)公式サイトで簡単に購入することができます!実際にマドリードからセビリアまでの切符を買った時の手順を紹介したいと思います。
スペイン鉄道(Renfe)公式サイトでAVEのチケットを購入
サイトにアクセス
まずは、Renfe公式サイトにアクセスします。「Renfe」とはスペインの国鉄のことで日本でいうJRと同じでしょう。そう考えるとAVEは新幹線ですね。
同じように、ドイツなら「ICE」、フランスは「TGV」、イタリアは「Trenitaria、italo」といった高速列車があります。
公式サイト上部の「welcome!」をクリックすると英語表記に変更できます。ここではスペイン語表記の画像で紹介していきます。
出発地や目的地、日付、人数を入力して検索しましょう。
マドリード発着の場合は下の写真のアトーチャ駅(MADRID – PUERTA DE ATOCHA)を利用します。セビリアはサンタ・フスタ駅(SEVILLA – SANTA JUSTA)を使うことになります。
列車を選択
列車を検索したら、乗りたい時間の切符を購入します。
マドリードからセビリアまでの列車を検索すると上の画像のような感じになりました。 時間帯によって値段は違っています。空席状況によって値段は変動するので、なるべく早めに買った方が安く買える場合が多いです。
40ユーロほどで買えたので、日本の新幹線と比べるとかなり安いと思います。ただし、ヨーロッパの高速列車の切符はどこもダイナミック・プライシング(価格変動制)で、当日券で買おうとすると何倍もの値段がする場合もあるので注意しましょう。
クラスや切符のタイプによって値段は変わります。僕は最も安い“Tourista”クラス、価格タイプが“Promo”の切符を購入しました。ただし、このクラスだと座席選択や予約後の変更はできないようです。(複数人で乗る場合、連番になるようには指定できます。)
個人情報を入力
次に乗車する人の個人情報を入力します。「OPCIONSES〜」の部分は割引コードなどを入力するとこみたいなので空欄で大丈夫です。
個人情報も必須なのは氏名だけみたいですが、一応パスポート番号や電話番号も入力しておきましょう。
クレジットカード情報を入力して購入完了!
「COMPRAR(TO BUY)」ボタンを押し、クレジットカード番号などを入力すれば購入完了です!
Eチケットを印刷するかアプリにダウンロードする。
切符はEチケットなので忘れずにプリントアウトして持っていきましょう。iPhoneのPassbookや、AndroidのPass Walletアプリ用のチケットを送信してダウンロードすれば、スマホアプリで列車に乗ることができて便利です!
念の為にプリントアウトしたチケットとアプリのチケットを両方とも用意しておくと良いでしょう。
まとめ
今回はスペイン国内を移動するために、オンラインサイトでAVEの切符を購入する手順を紹介しました。
公式サイトで事前に予約すれば、値段も安くて確実・安心です。窓口でのやりとりも不要ですし、アプリのバーコードを提示するだけで乗車できます!レイルヨーロッパなどの予約サイトでも購入できますが、公式サイトよりも割高なので注意しましょう。鉄道の切符もサッカーのチケットと同じですね!
スペインに限らず、ヨーロッパの高速鉄道は現地の券売機で買うよりもオンラインサイトで購入した方が安くなる場合が多いので、長距離列車で移動するなら事前に鉄道会社の公式ホームページで購入するようにしましょう!