NYタイムズスクエアの年越しカウントダウンを朝から並ばずに特等席で楽しむ方法

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世界で最も有名な年越しカウントダウンの会場といえば、やはりニューヨークのタイムズスクエアを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

世界中から100万人が集まるというビッグイベントとも言われており、当日は大混雑で朝から並ばないと会場に入れないとも言われています。

ただ、僕も実際に2024年の年末にニューヨーク旅行に行ったのですが、ある方法を使ったことで一切並ぶことなくタイムズスクエア目の前のエリアでカウントダウンを満喫することができました!

そこで今回はタイムズスクエアのカウントダウンを朝から並ばずに快適に楽しむ攻略方法をお伝えしたいと思います!

ニューヨーク・タイムズスクエアの年越しカウントダウンについて

タイムズスクエアで行われるカウンドダウンは100年以上の歴史があり、「ボールドロップ」と呼ばれる年越しの瞬間に屋上にあるクリスタル製のボールを降下するセレモニーや、ライブパフォーマンスなどが行われます。

実はイベント自体は誰でも無料で参加することができるのですが、それゆえに大晦日当日のNYは超大混雑になります。見やすいエリアで楽しむには朝から並ばないと難しく、一度規制エリアに入るとトイレにも行けないくなるので「オムツ必須」なんていう話もよく聞きますよね。

規制エリアへの入場方法について

カウントダウンイベントが行われる7番街周辺は早朝から規制エリアとなっており、指定されたスポット以外からは歩行者も立ち入ることはできません。

NYPD(ニューヨーク市警察)公式SNSで大晦日前日あたりに規制エリアの情報が発信されます。

朝から並ぶ場合は6番街or8番街の以下ストリートから荷物検査を行なって入場し、観覧エリアが開場するまで待機することになります。

  • 49thストリート
  • 52ndストリート
  • 56thストリート

また、荷物検査も厳重なようで、以下のような他の観覧の妨害になるような以下のグッズは持ち込めないようになってます。

  • リュックサック
  • ブランケット(毛布)
  • 椅子

そして規制エリアにはレストランやトイレなども一切なく、一度入るともちろん出ることはできません。冬のニューヨークは氷点下まで下がることもあるほど極寒なので、朝から並ぶのは超過酷です。

朝から並ばずにタイムズスクエアのカウントダウンを満喫する方法

長時間並ぶことなくニューヨークでカウントダウンを楽しむ方法とはズバリ・・・

タイムズスクエア目の前のホテルに泊まること!

です!

「いやいや、大晦日のタイムズスクエアのホテルなんて絶対高いし、そもそも空いてなくて予約できないでしょ?」と思われるのではないでしょうか。

はい、その通りで1年前からタイムズスクエア付近のホテルは大晦日は満室で予約できない状態ですし、7番街のメイン会場から少し離れた場所でも1泊10万円前後はかかる場合がほとんど。

また、僕が泊まったホテルもそうでしたが公に「ホテル宿泊者はカウントダウンが観られます」と公開されているわけではないため、規制エリア内のホテルを予約できたとしても行ってみないと見られるかは分かりません。ただネット上のわずかな情報と宿泊者なら少なくとも会場の近くには入れるだろうという希望を頼りに、世界一のカウントダウンイベント攻略に挑むことにしました。(この軽い気持ちが大晦日当日過酷な目に遭うことになります・・)

大晦日にタイムズスクエアど真ん中のホテルを無料で予約するコツ

で、実際に僕がどうやって大晦日当日タイムズスクエア目の前のホテルを予約できたかというと、宿泊直前のキャンセル枠を狙い、マリオットポイントで予約するという方法です。

僕も流石に大晦日のタイムズスクエア周辺のホテル予約は厳しいかなと思っていたのですが、数ヶ月前からこまめにマリオットヴォンヴォイのアプリで空席をチェックしていると、空室がちらほら出てくるようになりました。

しかもマリオットポイントならキャンセル無料で確保できて、何度も予約を取り直すことも可能なので、必要ポイント数が下がったり、より近くの別のホテルで空室が出たら取り直すことを繰り返すことが可能です。

ちなみに意外とニューヨークはホテル代は冬ならそこまで高くなく、大晦日以外の日は2〜3万円くらいで周辺ホテルが予約できるので、東京のホテルより安いくらいな印象でした。

ボールドロップが見られそうなタイムズスクエア近くのマリオット系列ホテルは?

タイムズスクエア近くのマリオット系列ホテルは以下のホテルがあります。僕はその中でも最も近いと思われるルネッサンス・ニューヨーク・タイムズスクエア・ホテルを大晦日二日前の12月29日に92,000ポイントで予約することができました。

  • ルネッサンス・ニューヨーク・タイムズスクエア・ホテル
  • Wニューヨーク・タイムズスクエア
  • ニューヨーク・マリオット・マーキス
  • ザ・タイムズスクエア・エディションホテル

ただ僕が調べてた限りではマリオット・マーキスやエディションホテルは空室出てこなかったので、ルネッサンス・ホテルを予約できたのも運が良かったのかもしれません。

Wホテルは1週間前には空席が出て予約できて、僕も年明けはWホテルの方もポイント泊しました。ただWホテルの場合は若干7番街から48thストリートの路地に入ったところなので、カウントダウン規制エリアのどこまで入れるかは実際に当日泊まってみないと不明です。

ちなみに僕が泊まったルネッサンス・ホテルは朝食会場がすごくて、タイムズスクエアを目の前に見ながら朝食ビュッフェが食べられるという超贅沢な体験ができます!

朝食は1人40ドルもするのですが、ディスティネーション・フィー(宿泊費として別で請求される加算料金)の35ドル分のクレジットを、朝食料金に充てることができるのでおすすめです。

そもそも9万マリオットポイントを貯めるには?

「でもマリオットポイントを9万ポイントもどうやって貯めるの」と思うかもしれないですが、これから始める方でも実は簡単に貯める方法があります。それはクレジットカードの入会キャンペーンを利用する方法です!(入会キャンペーンのポイントは2025年6月現在)

カード年会費入会キャンペーン通常還元率ポイント
マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムカード(MBA)49,500円3ヶ月以内に30万円利用で39,000ポイント3%(100円=3ポイント)マリオットポイント
アメックス・ゴールドプリファード39,500円6ヶ月以内に100万円利用で100,000ポイント1%(100円=1ポイント)メンバーシップ・リワード ※

※1,000メンバーシップ・リワード=990マリオットポイントで交換可能

マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアム・カード(MBA)

マリオット・ヴォンボイ・アメックス・プレミアム・カード(以下MBA)は、マリオット公式のクレジットカードで、旅行好きの方には有名なカードです。

年会費は高額ですが、100円=3%という高還元率でマリオットポイントを貯めることができます。ただ、人気過ぎて入会キャンペーンには最近あまり力を入れてなく、審査も厳しくなっているという噂です。

ホテル好きの方には持っていて損はないですが、これから発行して年内に10万ポイント貯めるのはややハードルが高いです。

無料宿泊特典などカード独自の特典もあるので、詳しくは公式サイトをご覧ください。

アメックス・ゴールド・プリファード・カード

もう一つ紹介するのはアメックス・ゴールド・プリファード・カードです。ポイントに特化したカードでなんと入会キャンペーンで10万ポイントも獲得することができます。

もらえるポイントはアメックスのメンバーシップ・リワードというポイントですが、これもゴールドプリファード特典のリワードプラスによって1000ポイント=990マリオットポイントに交換することが可能です。つまり入会キャンペーンだけで、年末のニューヨークのホテル代を補えることになります!

ゴールドプリファードは他にもANAマイルに100%のレートで交換できたり、Amazon利用が3%還元になるなどポイント優遇の特典が豊富です。詳しくは公式サイトをご覧ください。

当ブログ紹介プログラム経由ならさらにお得に!

今回紹介したカードはカード保有者から紹介プログラム経由だとさらに多くのポイントを獲得可能です。

興味のある方は当ブログのインスタのDMや、お問い合わせフォームから連絡いただければご紹介可能です。

この紹介プログラムはもちろん紹介する側にもポイントがもらえるというメリットがあるので、もしカード発行してくださった方には、カードやポイントについての質問・疑問点もできるだけ対応させて頂きます。

キャンペーンで獲得したポイントは今後のブログでの情報発信に役立たせて頂きたいと考えています。

NY大晦日当日の警備は超厳重!チェックインまでの道のりが最後の難関

最後にカウントダウン当日の過酷な経験談をお伝えします。実はホテルを予約するよりも大変だったのが、大晦日当日のチェックインまでの道のりです。

というのも僕は12月30日までフロリダのディズニーワールドでギリギリまで遊んで、大晦日当日昼過ぎにニューヨーク移動するという旅程でした。

JFK空港からマンハッタンに着くのが16時頃で、ちょうどホテルにチェックインできるくらいだなあーと呑気に考えてました。

で、実際に到着してみるとそこには規制エリアの侵入を防ぐようにバリケードが張られています。

ルネッサンスホテルは7番街にあるのですが、先ほどの規制エリアの説明をした通り6番街〜8番街は朝から入れないようになっています。ホテルからのメールだと48thストリートなら6番街or8番街のどちらかから入れるよということだったので、とりあえず8番街の方から入ろうとしました。

警備員にホテルを予約してると伝えてメールを見せると、8番街と7番街の間の通りにはわりとすんなりと入ることができました。

しかし、7番街の手前でもう一つの規制ブロックがあり、また通行止めになっています。しかもそこを渡り切った先にホテルがあると警察に伝えても「ここは関係者以外誰も通せない」「規制エリアに入るには隣の49thストリートから並べ」の一点張りです。

他のアメリカ人も同じように止められてたので英語力の問題というよりオペレーションが統一されていないみたいでした…。

その後指示通りに49thストリートに行くにも「あなたのホテルは48thストリートだからここは通せない」とか「7番街の北側から下るか6番街側からなら入れる」と警察によって言うことが違うのです…。結局たらい回しにされて一周して6番街の48thストリートに辿り着いて、流石にここからなら入れるだろうと思ったら、なんとここでも「49thストリートからじゃないと入れない」と言われて門前払いされたのです!もちろん49thストリートは一般観覧エリア用なのでもう大行列となっていて、当たり前ですがスーツケースを持って入ることなんてできません。気づくとかれこれ3時間以上経って19時過ぎており、スーツケース持って3km近く歩いていたので体力と気力も限界でした…。

最後の希望でホテルのスタッフが来てくれないか電話やチャットで問い合わせてみるも「他の宿泊客は6番街側の48thストリートから入れてるからもう一度試してみてほしい」と言われたので再度挑戦しました。このままだと本気で野宿で年越しする可能性もあり得たので、もしこれでダメだったら諦めて別のホテル探すしかないと思ってました。

そして、再度48thストリートに向かうとなんだか先ほどより落ち着いた雰囲気になっています。僕と同じルネッサンスホテルの宿泊客の人もいて、警備員も上の者呼んでくるから待っててと言われました。すると上司っぽい人がきて、僕らホテル宿泊客をようやく通してくれたのです!

無事にチェックインもできて、シャワーも浴びて仮眠も取ってカウントダウンに備えることができました。ちょうど大雨も降ってきたので、本当にギリギリの状況でした。

23時くらいにそろそろ外の様子を見てみようと外に出てみると、ホテルの前は一般観覧との間のフェンスがあって、その内側は宿泊客だけが入れるような状況になっています。入ってみると、ボールドロップも正面に見られる絶好の超特等席でした!

ニューヨークのカウントダウンでは無料で帽子やネックレスが記念に配られるのですが、この時間に降りるともう残ってはいなそうでした。早めにチェックインできてて外に出られたらもらえたかもしれません。

あとはタイムズスクエア目の前のライブ会場から漏れる音楽を聴きながら、カウントダウンの時を待ちます。

そして!

ついに年越しの瞬間を迎えて、会場も大盛り上がりの雰囲気になります。街中に年越しを祝うBGMが流れ、特にニューヨークの上空から降ってくる紙吹雪が超圧巻でした!

正直チェックインまでの道のりは超絶過酷でしたが、それを余裕で忘れられるくらいの最高の経験になりました!同じように大晦日当日にチェックインする場合は、朝のうちにホテルに行って少なくとも荷物だけは預けておくようにしましょう。

まとめ

今回はニューヨークのタイムズスクエアでカウントダウンを朝から並ばずに楽しむ方法をご紹介しました。

  • タイムズスクエア目の前のホテルを予約すること
  • マリオットポイントを使って直前のキャンセル枠を狙うこと
  • チェックインは余裕を持って当日朝に済ませるか前泊しておくこと

マリオットポイントを普段から貯めてる方はもちろん、アメックス・ゴールドプリファードの入会キャンペーンを活用するばこれからでも十分間に合います!

もし挑戦される方はチェックイン当日にトラブルにならないように、僕の経験を参考にしてみてください!